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Archive | January, 2017

柔道で全国へ 金澤聡瑠さん

柔道で成長遂げて全国大会出場 江戸川区立瑞江第三中学校 金澤聡瑠さん 小学1年生から柔道を続けてきた江戸川区立瑞江第三中学校3年生の金澤聡瑠さん(15)は、“勝てない時期”を乗り越えて2016年8月の「平成28年度全国中学校体育大会 第47回全国中学校柔道大会」(男子個人戦73㌔級)の出場を果たし、ベスト8に入った。 金澤さんは、試合で戦う父親の姿に憧れて柔道を始めた。少年柔道を教えていた小松川警察署で基礎を習い、その後講道館少年部にあたる「春日柔道クラブ」(文京区)に籍を移して練習する。小さいころから注目を浴びる、いわゆる才能が光る選手ではなかったようだ。都の大会で3回戦ぐらいまで進めるものの、トップの座はつかめないという状況が続いたという。 転機は中学校生活も後半を過ぎたころに訪れた。自宅で始めた腹筋や腕立て伏せなどのトレーニングや走り込みが体の成長と相まって効果を発揮し始めたのだ。瑞江三中柔道部で顧問を務める藤時宏先生は「中2の後半から、一緒に組んでもぶれなくなった」と、変化を実感していた。金澤さん本人も「勝てるようになった」ことで柔道の楽しさも倍増したという。伸びてきた実力は、昨年7月の都大会優勝、8月には関東大会から全国大会に進出という飛躍的な成績向上を導いた。高校では団体戦と個人の両方で全国大会の優勝をめざす。

江戸川区と鶴岡市の信金が連携協定

小松川信金(江戸川区)と 鶴岡信金(山形県)が連携協定   小松川信用金庫(本店=江戸川区平井、髙橋桂治理事長)と鶴岡信用金庫(本店=山形県鶴岡市、佐藤祐司理事長)がこのほど連携協定を締結。江戸川区と鶴岡市の両自治体の〝友好の館〟である「江鶴亭」(鶴岡市山王町)で12月1日、締結式を行った。 江戸川区と鶴岡市は、戦時中の学童疎開が縁で1981年に友好都市の盟約を結んだ。以降、行政サイドや商工団体などがつながりを深め、様々な交流を図ってきた。 両信金の交流は3年前、小松川信金が「お客様旅行会」で鶴岡市を観光したことがきっかけ。その際、鶴岡信金役職員から心温まる歓迎を受け、その後互いに親睦を深めていった。連携協定は今年9月、鶴岡信金側が打診。両信金が持つネットワークを生かし、地域振興につなげたいとの考えが一致し、今回の連携協定締結に至った。 両信金では今後、観光面などで相互協力する。例としては、江戸川区の経営者らに鶴岡の優れた産業のひとつである〝人工クモ糸〟を視察してもらったり、地元の食文化を紹介することなどを検討。また、鶴岡信金職員たちは、小松川信金の取引先が開発した〝布ヒーターを利用したベスト〟を冬の渉外活動で着用したり、様々な営業活動を行う人に対しこの商品をPRすることも予定している。 両信金では、地方都市と首都圏の結び付きを強める広域連携の試みとしてとらえており、地元企業の販路拡大など、今後の成果に期待を寄せている。

ビーチフラッグス 和田賢一さん(江戸川区北葛西)

出会ったビーチフラッグスで世界一めざす 和田賢一さん(江戸川区北葛西)   ライフセーバーが要救助者のもとへ少しでも早く駆けつける目的から生まれた「ビーチフラッグス」。この競技で世界一をめざす和田賢一さん(29)は、昨年10月の全日本ライフセービング選手権大会(会場・神奈川県藤沢市、片瀬西浜海岸)で3連覇を果たした。 ビーチフラッグスは、砂に差した短いゴムチューブやホースの「フラッグ」(バトン)を号令と同時に20㍍先から走って奪い合うスポーツだ。フラッグの数は選手の人数より一つ少ないため、つかめなかった選手がレースから外れ、最後の一人になるまで行われる。 和田さんは大学4年でこの競技を始めた。そこに至るまでには紆余曲折があったという。少年時代は野球が得意でプロをめざしていたが、高校生の時にイップスになり、続けることが困難になった。 大学生になって野球に代わるスポーツを探しテニスやサーフィン、ダブルダッチなどを始め、全てに全力で挑戦したが望む結果は得られなかった。在学中は就職も視野に入れてスポーツトレーナーの資格取得にも励んでいたが、参加した心肺蘇生法講習会の主催者がライフセービング協会だったことは、現在につながる転機となった。 頂点をめざすという競技人生の滑走路に立つまでに長い道のりを経た和田さん。「うまくいかないことに直面しても角度を変えて挑戦を続けてほしい。その先に出会えるものがある」ことを、スポーツをする子供たちに伝えたいという。

【正月号】江戸川病院のオジー君

【正月号】江戸川病院のオジー君   2017年の干支は丁酉(ひのととり)。酉年にちなんで江戸川病院(江戸川区東小岩)で飼育されているエミューの「オジー」くん(オス、2歳)を紹介します。 エミューは、オーストラリアに生息するダチョウ目の鳥類だ。オジーが江戸川病院に来たのは1年半前(2015年5月)で、現在は2階にある「慶友人工関節センター」待合室の中庭で飼われている。病院を訪れる患者さんと直接触れ合うことはできないが、好奇心旺盛に動き回る愛らしい姿は窓ガラス越しに眺める人を和ませ、いっとき病気を忘れさせてくれる。 同病院では、昨年がんで亡くなった加藤隆弘前院長の「入院患者の癒やしになるように」という発案で2005年7月からケヅメリクガメの飼育展示を始めたのを機に院内の各所でマーラ、イグアナなど約18種の魚や動物を飼っている。オジーを含む4頭のエミューもその一員だ。 動物たちの世話を担当する佐々木偲(しのぶ)飼育員によると、オーストラリアの農場から来たころのオジーは、群れで生活していた時の寂しさもあって飛び蹴りが頻繁に出るなど攻撃的なところが見られたが、環境に慣れるにつれて本来の人懐っこさが前面に出てきたという。飼育員や顔見知りの人と走り回る“鬼ごっこ”が大好きで、前院長と加藤正二郎院長が二人で追いかけられたこともあった。ただ、佐々木さんが疲れている様子の時は無理強いしないなど、相手の状態を理解する面もあり「人と関わろうとするエミューはなかなかいないので、その魅力をぜひ伝えていきたい」という。