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Archive | March, 2016

プロの味 豚バラ肉のいろいろ巻き焼き

家庭でできるプロの味 3月 豚バラ肉のいろいろ巻き焼き 材料(4人分) 豚バラ肉・・・スライス16枚 長芋・・・・・1/2本 タケノコ・・・1本(中) アスパラ・・・12本(太め) 長ネギ・・・・2本 粉山椒・・・・少量 片栗粉・・・・少量 (A)照り焼きの地 酒・・・・・・180cc みりん・・・・270cc しょうゆ・・・140cc 砂糖・・・・・大さじ1 作り方 ①長芋は皮をむき、2㌢角ぐらいの拍子切りにする。タケノコは下ゆでしたものを拍子切りにする。アスパラは皮をむいて色よくゆでる。 ②長ネギの白い部分に肉を重ねるように巻きつける。長芋、タケノコ、アスパラ(3本で1巻分)にも肉を巻くとき(肉に片栗粉で打粉をまぶしてから巻くとはがれにくい)、楊枝で固定する場合は、焼く時にじゃまにならないように出た部分を短く切る。 ③②をフライパンに入れて中火で焼き色をつける。アスパラは他の材料より少し後に入れる。 ④一度火を止めて油をキッチンペーパーなどでふき取り、(A)の照り焼きの地を入れて仕上げる。 ⑤一口サイズに切って皿に盛り付けたら完成。 アドバイス 肉は少し重ねて巻いてください。肉は火を入れると縮んで締まってきれいになります。フライパンに入れて最初の焼き目をしっかりつけることで地を入れた時バラバラになるのを防ぎ、きれいな照りがでます。煮詰めすぎてしょっぱくなる場合は水溶き片栗粉でとろみをつけて火を止めると良いでしょう。豚バラネギ巻きはぽん酢も合いますが、その場合は味付け前に取り出してください。

ニット縫製会社がシェアファクトリーを開設

ニット縫製会社がシェアファクトリーを開設  工場移転後の空き作業場を活用  ファッション分野での起業も応援   ハンドメード作品を作る際にプロ用の機械を使って制作ができるシェアファクトリー「nuuiee(ヌーイー)」が4月4日、墨田区石原にオープンする。昭和の初めからニット製品の生産を続ける小倉メリヤス製造所の作業場だった場所が、手芸作家やアパレル小売店などを支援する場所に生まれ変わった。 小倉メリヤス製造所は1929年(昭和4年)に創業し、カットソーを中心にベビー・子供服のOEM(相手先ブランドによる生産)で事業を展開している。本社機能を残す石原の事務所には縫製工場を地方や海外に移転したことでかつての作業場など使われていない空間があり、中2階を含む3層の躯体(くたい)構造をそのまま生かして改装した。1階には職業用ミシンにデジタル刺繍(ししゅう)機、テキスタイルインクジェットプリンターなど最新の機械が置かれ、中2階ではプロ用のサンプル帳を閲覧できる。2階にはWifi(ワイファイ)機能付きのデジタルカメラと撮影場所も用意されている。 こうした設備は、インターネットなどを通じて作品を販売する、ハンドメード関連の作家らの需要に応えたものだ。社長の小倉大典さん(38)によると、最近は個人でも〝売れっ子〟として手作業の規模を超える大量の注文を抱える人が登場し、「工場を借りられないか」といった相談を受ける機会が増えてきた。他店に置いていない商品を求めるアパレル小売店のオリジナル品生産に関する問い合わせも多く、業界の基礎知識から説明するなど、対応に追われる面もある。日々の実感に加えて手芸材料の専門店や手作り品販売の市場拡大を耳にする中で、「ファッションのプロダクト側として長年やってきた会社が窓口となり、この分野で起業を考える個人を支援できないか」という思いが新事業に結びついた。開設には墨田区の「新ものづくり創出拠点整備補助金」を活用している。 高校時代は応援団に所属し、家業を継ぐ前は専門学校の教員をしていたこともあるという小倉さんは「誰かを助けたり支援して感謝されることで自分も元気になる」という言葉が納得できる、面倒見のよさそうな三児のパパだ。「娘たちに将来継ぎたいと言ってもらえる会社にしたいなぁ」とつぶやきながら、区内のファッション製造業の盛り上げにつながる新しい流れを作りたい、と意欲を燃やす。 利用方法、料金などの問い合わせは「nuuiee」(墨田区石原3の12の9℡3622・5082)へ。

葛西「四季の道」「新長島川」水と緑に親しむ会が受賞

手づくり郷土賞大賞を受賞 葛西「四季の道」「新長島川」水と緑に親しむ会   葛西地域を東西に横断する親水緑道「葛西親水四季の道」周辺の環境維持や生物多様性保全の活動を続けたとして「葛西『四季の道』『新長島川』水と緑に親しむ会」が、国土交通省主催の「手づくり郷土(ふるさと)賞」の「大賞」を受賞した。 「水と緑に親しむ会」は、かつて江戸川と中川を結ぶ水上交通路として栄えた長島川が親水緑道に変わって2年後の1991年に発足し、町会・自治会を中心に小中学校のPTAや老人クラブなど11団体で構成されている。毎年6月にはウグイ、クチボソなどの川魚を放流するイベントを開催し、周辺に設けた田んぼで近隣小学校の児童が米作り体験を行うなどの活動を続けてきた。 「手づくり郷土賞」は、自然や地場産業などを生かした地域の魅力創出の取り組みを顕彰するもので、一般部門と大賞部門がある。大賞は、一般部門での表彰後に年数を経てなお活動を充実させるなど、他地域のモデルとなりうる団体をさらに表彰するものだ。「水と緑に親しむ会」は90年度に一般部門で表彰を受け、30回目となる今回、大賞部門7件の1つに選ばれた。 今月8日に葛西区民館(江戸川区中葛西)で行われた認定証授与式では関係者19人が出席し、山岡新太郎会長が関東地方整備局の安田吾郎企画部長から認定証と盾が贈られた。山岡会長は「昭和30年代は船が行き交いしていた長島川は、子供たちが魚を観賞できるきれいな親水緑道に生まれ変わったが、皆さんの日ごろの清掃活動のおかげ」と感謝の気持ちを述べた。

全国さくらシンポジウム

全国さくらシンポジウム 4月2日 タワーホール船堀で 3日には「千本桜まつり」も   日本各地から〝桜好き〟が集まる「2016全国さくらシンポジウムin江戸川」が4月2日と3日に江戸川区で開かれる。 江戸川区内には約1万5000本の桜があり、荒川沿いの小松川千本桜や護岸の耐震化で植樹を行った新川千本桜が2大名所として花見時期にはにぎわいを見せる。夜間にライトアップされる行船公園のしだれ桜や篠崎水門付近の桜景色も風情がある。 「全国さくらシンポジウム」は、桜の木の植樹や保全・再生活動を通じて桜の名所づくりを進める公益財団法人「日本花の会」が市町村の関係者らとともに開くイベントで、1982年の初開催から35回目となる今年は江戸川区が開催地に選ばれた。期間中は、専門家や桜の愛好家らが全国から集まり、2か所ある千本桜の現地見学などをしながら交流を深める。 2日にタワーホール船堀(江戸川区船堀)で開かれるシンポジウムは、かつてNHK「趣味の園芸」の司会を務めていたキャスターの須磨佳津江さんと東京農大名誉教授の進士五十八さんによるトークショーが行われる。パネルディスカッションには、日本花の会主任研究員の和田博幸さんのほか小松川千本桜を愛する会の谷川貞夫会長や上野桜守の会の木村雄二運営委員長もパネリストとして登壇し、東京の桜とまちづくりについて語る。 遠方からの参加者に江戸川区の桜をアピールするプログラムが中心だが、一般の人も楽しめる内容だ。タワーホール館内ではカメラマン・野寺治孝さんの写真展「えどがわの桜」(3月19日から4月10日まで)や伝統工芸品の実演販売(4月1日から3日まで)が行われ、船堀駅前のトキビル前広場でもえどがわ特産市(2日と3日)が開かれる。例年3月の週末に実施する「小松川千本桜まつり」も、今回は開催に合わせて4月3日に開かれるため「新川千本桜まつり」と2か所同日に巡ることも可能だ。

平井二小で“閉校の会”

天然芝の校庭で最後の打ち上げ花火 平井二小で“閉校の会”   江戸川区では初めての学校統合により3月末で閉校となる江戸川区立平井第二小学校(江戸川区平井)で3月5日に「閉校の会」が開かれ、在校生75人を含む335人が出席した。 平井第二小学校は、東洋製線株式会社(千葉県八千代市)の工場移転後に建設された集合住宅に住む子供たちの通学先として1977年(昭和52年)9月に開校した。校舎の横を旧中川が流れ、区内唯一の天然芝の校庭が地域のボランティアによって維持されている。 江戸川区では、長く増加が続いた年少人口が近年減少に転じ、将来の児童・生徒数の減少を見越して区立小・中学校の再編に踏み切った。同区清新町では清新第二小、第三小を統合して4月から「清新ふたば小」として再出発する。平井第二小は閉校後、児童の7割は統合先の平井南小に通うが、希望により平井小や平井西小、小松川小に通う子もいて分散する。また、「下の子は入学後の5月に閉校予定を知らされた。意見を述べる場もないまま物事が進み、割り切れない気持ちが残る」と、複雑な思いを抱く保護者も少なくない。 5日は、卒業生、歴代校長や旧職員、地域の学校関係者らが集まり、5・6年生の吹奏楽の演奏が開会に先立って披露され、あいさつに立った坂口幸恵校長は38年間の歴史を振り返り、「〝小さな学校の大きな教育力〟を合言葉に全職員で教育にかかわってきた。平井二小の子供たちは粘り強く、だれとでも仲良くできる子なので、その良さを新しい学校でも発揮してほしい」とエールを送った。若鳩の校章をつけた校旗は校長から多田区長の手に返還され、区長は子供たちに「残念、寂しいという気持ちの子も多いと思うが、時代の変化に応じて教育環境も変わらざるを得ないことを理解してほしい」と語りかけた。 会の終盤では、全児童が呼びかけで学校生活の思い出を語り、「いのちの歌」や「ひろい世界へ」の力強い歌声が体育館全体に響いた。 閉会後、38年前の開校が打ち上げ花火で始まったことにちなんだ結びの花火を天然芝の校庭で打ち上げ、児童は手に持った風船を大空に向かって一斉に飛ばした。

東大島駅が改修へ

新しくなったらホームから川の風景が楽しめます   東大島駅が改修へ   都営新宿線東大島駅が、2月下旬から改修工事に入った。ホームから川の景色が楽しめる駅にしてほしい、という地元の声も生かして壁面にガラス部分を大きく取ったデザインにする予定だ。 東大島駅は、1978年12月21日の新宿線岩本町―東大島間開通に伴って開業した。駅舎が旧中川に架かる橋の上にあることに加え、駅の中に区境(江東区と江戸川区)があることが全国的にも珍しく関東の駅100選(2000年の第4回選出25駅の一つ)にも選ばれている。 都交通局建設工務部によると、東大島駅の改修は都営線の地上駅で進めてきたホーム上屋の屋根ふき替え工事に併せて行われる。大きく変わるのは川の真上に位置する駅舎の外壁約120㍍の部分で、これまでのセメント板からガラスサッシと金属パネルになることで、眺望が大きく開けるものとなる。 駅の印象を変える大規模な改修は今回が初めて。駅の下を流れる旧中川は2011年に完了した護岸の整備事業で遊歩道ができ、周辺の景観が改善した。13年には小名木川との合流地点に「旧中川・川の駅」が開設され、ここから水陸両用バスが運航している。魅力的な水辺環境が整い、地域活性化や観光振興の面でも期待される中で、窓が小さく壁に囲まれた駅舎にも改良を求める声が出ていた。 旧中川に囲まれた「西袋」と呼ばれる江戸川区平井7丁目に38年住んでいる吉田誠一さん(72)は、駅舎の〝ガラス張り〟を望んでいた一人だ。約3年前から江東内部河川流域連絡会の都民委員や町会での活動を通じて「駅をガラス張りにすることでホームと川の景観が一体化される」と、各方面に駅舎の改装を提案していた。「風格のある都市空間の創出」という観点から全面ガラス張りの駅舎改装を求める動きは、駅周辺の江東区側の町会や旧中川を利用するカヌー団体なども、14年11月に要望書を都議会議員に提出している。 都の示すイメージ図ではガラス窓がつくのは約240㍍あるホームの半分で、川に溶け込むような全面ガラスの建物は実現が難しかったようだ。工期は、外壁撤去などの本格的な工事が3月下旬に始まり、来年8月ごろ完成予定だ。

スポーツキッズファイル20 金町ジャイアンツ

スポーツキッズファイル20 金町ジャイアンツ   葛飾区金町が拠点の「金町ジャイアンツ」(池田寿一代表)は、70人近くの小学生が所属する大所帯の軟式野球チーム。1972年に創設された歴史と伝統を持ち、また常に上位の成績を残している区内屈指の強豪チームでもある。 同チームには6~4年生の各学年に監督がいて、それぞれの学年ごとに日々試合を重ねている。高学年は野球の高度な技術や戦術を身につけていくが、一方、3年生以下を指導する日高誠四郎監督は「思い切り打って思い切り投げて、楽しくやろうという感覚です」と話す。 低学年チームは、昨年の区秋季オレンジボール大会で準優勝。また、区内外から計32チームが出場した「第6回新小岩オレンジボール大会」(今年1月31日~2月28日)では、初出場ながらトーナメントを勝ち進み見事その頂点に立った。 30年以上指導を続けている日高監督は、長打力と高い守備力を備えた現3年生の将来性に大いに期待。次の目標は同区の春季オレンジボール大会優勝だ。    

「イタチャイナ」のプチレディースコース

グルメレポート わたしのおすすめ店 「イタチャイナ」のプチレディースコース 共育プラザ一之江 森田久仁子さん(55)   「イタチャイナ」は、住宅街の中という立地でもランチタイムはほぼ満席の評判のお店です。屋号の由来は、店を経営するフレンチ出身のシェフ・堀澤浩さんが、フランス料理のように堅苦しくなくみんなでにぎやかに食べられる雰囲気の店にしたいと、イタリアンと中華の両方から取ったのだそうです。 メニューは8割以上がイタリアンで、パスタに「チャーシュー麺」「エビのチリソース麺」(ともに842円)など〝融合〟を感じさせる料理もあります。 おすすめは、前菜やデザートがセットになった「プチレディースコース」(1000円)です。要予約の一日限定10食で、大変お得感があります。日替わりの前菜は、訪れた日はマグロのカルパッチョ、イカのマリネピクルス添え、生ハムサラダなどで、そのボリュームに驚きました。サラダのドレッシングの味付けやマリネにしたイカの柔らかさなど細部に繊細さを感じます。特に明太子のポテトサラダは辛さやなめらかさが絶妙。中から登場する角切りのサツマイモも組み合わせの面白さが楽しめます。 フレンチのメーンディッシュのように盛り付けられたパスタ「スモーク鴨(かも)のクリーム」は、薫製の鴨肉の柔らかさに感激します。たっぷりかかったクリームソースは決してしつこくなく、麺とバランスよくまとまっています。ソースのおいしさは、添えられたパンにつけて食べてみようと思うほど。デザートの杏仁豆腐は、濃厚でクリーミーな口当たりに意外性がありました。 出される料理はどれもおいしく、シェフの実力が感じられました。 ●イタチャイナ 江戸川区一之江3の11の6℡5662・0551、午前11時30分~2時30分、午後5時30分~10時30分(ラストオーダーは30分前)。水曜・祝日の月曜はディナーのみ。月曜(祝日の場合は翌日)定休。  

本所高校でアクティブラーニング

アクティブラーニングで 地域の課題解決に取り組む 本所高校   「君たちの多くが社会人1年目を迎える2022年に、本所高校のある墨田区がどんな発展を遂げていてほしいか」――グループでの意見交換などを通じて自分たちで課題を見つけて解決に導く学習方法「アクティブラーニング」を取り入れた授業が都立本所高校(墨田区向島)で行われた。 板書をノートに写しながら先生の話についていく“講義型”が日常となっている学校に「アクティブラーニング」を取り入れ、地域の課題解決のワークショップとして行われた授業に、1年生が総合学習の時間9コマ分を費やして取り組んだ。6年後の地域の未来像を描きながら、実現のために自分たちに何ができるかをグループごとに話し合うもので、最後に寸劇や壁新聞などのかたちで発表する。 授業を担当したNPO法人サウザンドポート(同区向島)は、区内小中学校の出張授業や児童館職員・教員向けワークショップの企画など、地域のつながりを重視した教育支援活動を行っている。アクティブラーニングは、子供たちが自分の知識を社会とのかかわりの中で活用するための資質や能力を育む方法の一つとして、最近の学習指導要領改定の議論でも取り上げられているが、1単位時間内にまとまった量の知識を教える現状の学びの方法とは異なるため、同校が外部講師に依頼して試験的に実施した。 2月18日には、1月中旬から2月にかけて行われた授業の総仕上げとして6クラス全員が集まり、体育館で成果発表会を行った。各組の代表2グループの新聞紹介や寸劇披露で発表された未来予想図は、「全世代が参加できる階級別の大会開催で相撲が地域共通の話題に」「東京スカイツリーから月旅行へ」といった奇抜な案も登場。「公園を増やし本所高校で企画したイベントで多くの人の足を墨田区に向ける」「パソコンをお年寄り教えて高齢者と高校生がインターネットで交流できるようにする」といった〝自分たちに何ができるか〟を具体的にした内容も見られた。「思った以上に生徒たちは認識力があり、見せ方もいろいろ考えている」と進路指導主任の池田栄一先生も感心していた。 生徒たちには「決まった枠組みがないので最初は考えるのが面倒だと思った」(吉原麻由さん)、「自分たちにできることは限られるが、こういうテーマを考える機会は良いと思う」(久田龍澄さん)など様々な意見がある。「おもしろいが、手間がかかる」という準備の負担を気にする声は教員の間にもあるが、生徒同士が相互に対話して考える力を行動する力につなげるための教育は今後重要性を増すに違いない。「生きる動機、働く動機を若い人たちに持ってもらいたい。教育現場ではアクティブラーニングが有効ではないか」とサウザンドポートの鈴木篤司代表理事は話している。