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2011年度すみだブランド認証商品・メニュー決定

 革の風呂敷、水溶性の紙で作られた慰霊用の花輪、コンパクトな雛(ひな)人形のセット、折り鶴専用折り紙―。
 優れた技術や新しい発想が感じられる“墨田区産”の製品に認証を与える「墨田ブランド認証『すみだモダン』」の2011年度認証商品が2日に江戸東京博物館(墨田区横網)で発表された。昨年から始まった制度だが、今年は「グルメセレクション」として飲食店メニュー部門が加わり、14の料理、甘味、飲み物が選ばれた。
 商品部門から選ばれたのは23の日用品や工芸品、食品だ。9月14日の審査会では92商品が並び、絞り込みには東京芸術大学の宮田亮平学長など8人の審査員が検討を重ねた。選ばれたものには、30代の若手指物師が制作した、和装に合う江戸指物の携帯小物入れのような顧客の声から生まれた商品や、医療用のはさみメーカーが一般向け商品として開発した職人手仕上げのはさみなど、販路開拓への意欲的な挑戦や工夫が現れる。また、「ふうせんバレーボール用風船」のような新しい用途を提案する商品も評価された。
 一方、メニュー部門は、公募による「すみだ区民調査隊」が8月から9月にかけて30点のメニューを試食、結果を参考に「すみだ地域ブランド推進協議会」で決定した。ワインバーのパテ、料亭街の店で出す生ジュース、江戸時代の握りずしを再現した「与兵衛ずし」など、実際に店を訪れて食べてみたいと思う魅力的な個性あるメニューを紹介し、観光客が足を向けるよう促すのが狙いだ。同協議会の水野誠一理事長によれば「長く愛されてきたメニューの改善や工夫、サービスに特徴があるかなど、着目できるワンポイントがあるかを見た」と選考基準を語った。
 今回発表された商品・メニューについては、「すみだ地域ブランド戦略」のホームページで商品詳細や店舗地図を確認できるほか、(12月8日から)1月10日まで同区業平の「すみだもの処」で紹介する。詳細は電話6658・8751。(午前10時から午後6時、水曜定休、12月28日から31日は休み、新年は1日から)