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12日に江戸川ろう者協会創立60周年記念大会

 「一般社団法人江戸川ろう者協会」が今年2月で創立60周年を迎える。これに合わせて、同協会は2月12日に「創立60周年記念大会」をタワーホール船堀(江戸川区船堀)で盛大に開催する。タレント西村知美さんらのトークショーなど実行委員会が準備を進めており、ろう者・健常者を問わず多数の来場を呼びかけている。
 同協会は1952年2月「江戸川ろうあ者福祉協会」として産声をあげ、会長宅などを拠点に活動していたが、規模拡大に伴い古新聞や廃品回収で資金を集め、81年に「江戸川区聴覚障害者福祉協会」と改称、87年に事務所を本一色に開設した。12年間にわたり同区関連施設への入居を切望した結果、タワーホール船堀の新設(99年)とともに、その3階に事務所設置がかなった。聴覚障害者団体として全国に先駆けて法人格(無限責任中間法人)を取得したのは2007年5月で、09年1月、現在の「一般社団法人江戸川ろう者協会」に。会員数は正会員100人、賛助会員129人。
 12日の大会は3部構成。第1部(午前9時30分〜)は、手話講習会などの受講生が手話で発表を行う「第4回ふれあいみみまつり」と、講師に植野圭哉さん(千葉県聴覚障害者協会理事長)を招いての聴覚障害者向け講演会。第2部は同協会が感謝状贈呈など行う記念式典(午後1時〜)。
 そして大会の目玉が午後2時からの第3部。手話技能検定2級の西村知美さんが来場し、NHK教育テレビ「みんなの手話」講師の早瀬憲太郎さんとトークを繰り広げる。早瀬さんが脚本・監督を手がけた09年の映画「ゆずり葉」(全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画)には西村さんも友情出演したが、重要な役を演じた「みんなの手話」出演中のタレント今井絵理子さんは、ビデオレターで大会にメッセージを届ける。
 一方、同協会員で作る「こまつな劇団」は「日本一の松さばき」を上演。「影向(ようごう)の松」をめぐるドタバタ喜劇で、昨年の城東地区の聴覚障害者のコンテストでの大賞受賞作だ。このほか福引きもある。
 第1部は無料。2部、3部は通しで3500円。大会は誰でも楽しめる通訳つきで、実行委員長の桑原康恵さん(江戸川協会副理事長)は「手話に親しみたい人にはいい機会になると思います。皆さん一緒に元気にわいわい盛り上がりましょう」と呼びかけている。前売り券は同協会事務所で販売。また、午後5時30分からは記念祝賀会も開催される(ゲストは「BOSS&WINP」、会費7000円)。問い合わせは同事務所電話6661・3004、メールint@edodeaf.com