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鳥越神社が例大祭

今年も「千貫神輿」が町内を渡御

鳥越神社例大祭

 

鳥越神社(台東区鳥越)の例大祭「鳥越祭」が6月11、12日の両日、盛大に行われた。12日夜の神輿(みこし)の宮入道中、通称〝鳥越の夜祭り〟では、弓張提灯(ゆみはりぢょうちん)40本に火が入れられ、祭りは最高潮に達した。

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本社神輿の周囲は常に大にぎわいだ

およそ1350年の歴史を持つ鳥越神社の例大祭は、本社神輿の渡御と、その神輿に提灯を取り付けて宮入道中をゆく〝夜祭り〟が特に有名。同神社の本社神輿は「千貫神輿」とも言われ、都内有数の大きさと重さを誇る。

最終12日、午前7時の「宮出」から始まった本社神輿の渡御は、「十八ヶ町」からなる氏子の町内を巡り、数々の受け渡し場所を経由して、午後7時前に今年の火入れ所(「マストライフ鳥越前」=同区鳥越)に到着。神輿の4面に弓張提灯が設置され、火入れを終えると、豪快な掛け声とともに宮入道中を進んでいった。明かりを揺らしながら進む神輿は荘厳かつ幻想的で、その姿は午後9時頃の「宮入」まで多くの人々の心を酔わせた。

梅雨入りが伝えられたなか、両日とも天候に恵まれ、最高気温28度を記録した12日は日差しも強かったが、担ぎ手たちは額に大粒の汗を流しながらも暑さに負けず活気でいっぱい。神輿の渡御順路や受け渡し場所は毎年異なるが、今年は清洲橋通りと春日通りの2つの大通りが順路になった七軒町の西村勝さん(七軒睦代表)は「清洲橋通りで本社神輿を担ぐのは15年ぶり」と笑顔。多くの見物客が見守るなか神輿を担ぎ終えて、「事故もなく天候もよくてよかった。今年は大きい通りで、担ぎ手たちも楽しんでくれたようです」と話していた。