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鳥越の夜祭り 40個の提灯が神輿を彩る

40個の提灯が神輿を彩る

鳥越の夜祭り

 

火入れをして宮入り道中を進む本社神輿

火入れをして宮入り道中を進む本社神輿

鳥越神社(台東区鳥越)の例大祭「鳥越祭」が6月6日、7日に盛大に行われた。7日夜の神輿(みこし)の宮入り道中、通称〝鳥越の夜祭り〟では、計40個の弓張提灯(ゆみはりぢょうちん)に一斉に火が入れられて、祭りは最高潮に達した。

蔵前橋通りに面する鳥越神社はおよそ1350年の歴史を持つ神社で、例大祭での大神輿の渡御と、提灯を灯(とも)した幻想的な〝夜祭り〟は特に有名。この鳥越神社の本社神輿は「千貫神輿」ともいわれ、都内有数の大きさと重さを誇る。

YC浅草橋店前での受け渡し。本社神輿の周囲は常に大にぎわいだ

YC浅草橋店前での受け渡し。本社神輿の周囲は常に大にぎわいだ

最終7日、午前7時の「宮出し」から始まった本社神輿の渡御は、氏子各町内を巡り、幾多の受け渡し場所を経由して、午後7時前に今年の整備・火入れの場所(「コーヒーの店さかえ角」=同区浅草橋)に到着。神輿の4面に弓張提灯が取りつけられ、火入れを終えると、午後7時10分頃、豪快な掛け声とともに神輿は宮入り道中を進んでいった。明かりを揺らしながら進む神輿は荘厳かつ幻想的で、その姿は午後9時頃の「宮入り」まで多くの人々の心を酔わせた。

今年は特に外国人観光客の姿も目立ち、本社神輿の周囲は午前中から担ぎ手と見物人で常に大にぎわい。午後の神輿受け渡し場所のひとつに選ばれたYC浅草橋店前で、同店の橋本聖志所長は「私が生きている間には(次は)まずないでしょう。氏子としてうれしく思うとともに、ほっとしています」という。地元町会の担ぎ手は特に女性たちのバランスが良かったと評し、神輿が春日通りに出たときの観衆の大声援にも「勢いをもらった」と橋本所長は話していた。