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高濱正伸さん講演会

 「ダンナに相談するとすぐ答えを出すでしょ。あれは思いやりに欠ける。必要なのは共感」「雄は雄らしく育てなきゃ!」
自称「オンナ島に一番近いオトコ」、学習塾「花まる学習会」代表の高濱正伸さん(54)の講演会は、とにかくノンストップである。いつ息継ぎをしているのかと思うほどの笑いと涙のスピード感だ。
 かつしかシンフォニーヒルズ(葛飾区立石)で4月7日に開かれた講演会「働くお母さんだからできること」は、年間150本以上の講演を行う高濱さんにとって初の日曜日の講演会となった。参加の中心となる、働く母親への配慮から休日の開催にしたようだが、赤ちゃんを連れた母親や男性の参加も多かった。
 「小3までの子育て、小5からの子育て。子育ては2色のカラーがある」「小3まではオタマジャクシ。今を生きている彼らに反省を促すな」「親がけんかに乗り込み子は友を失う。あ、これ僕が作った格言ね」「小5娘は新人OLと思え」。高濱節がさく裂するたびに会場中でうなずきのウエーブがさざ波のように揺れた。  
 高濱さんは語る。「働くお母さんは当たり前の時代。うしろめたさを感じることはない。子供は放っておく時間に育っているもの。介入し過ぎた子供がいま引きこもりや働けないオッサンになっている。ブチ切れながら子育てしているお母さん、子供にあなたが働く姿を見せましょう。大人の厳しさを見せつけることが成長につながります」。
 講演後は、高濱さんがボーカルを務める4人組バンド「カリンバ」によるサプライズライブが開かれた。繊細かつチャーミングな歌声を披露する高濱さんに会場から大きな拍手が沸いた。