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雑誌「ヨコガオ」 葛飾の魅力を多角的に

葛飾の魅力を多角的に

雑誌「ヨコガオ」は

すぐそばにある暮らしみつめます

 

「葛飾発 すぐそばにある暮らしをみつめるマガジン」をキャッチフレーズに、葛飾の魅力をさまざまな角度から伝える雑誌「ヨコガオ」の創刊第2号がこのほど発行された。葛飾区民が編集部員となって話題を探し、取材や写真撮影、デザインなども手がける同誌は読みごたえ十分で、知られざる葛飾の「ヨコガオ」を見せてくれる。

編集部員は、葛飾区民を中心に普段は仕事を持つ20~50代の男女10人。もともとは本好きが集まる読書会から派生したもので、「地域に密着した雑誌を作りたい」との﨑田史浩さん(編集長)の提案が出発点となり、周辺の仲間たちが加わった。

人の横顔の写真が表紙の「ヨコガオ」は定価300円で、B5判、フルカラー、28ページ。創刊号は「葛飾の朝を旅する」をテーマに昨年10月に発売し、500部がほぼ完売した。

7月6日に刊行された第2号は「土のめぐみ」をテーマに1000部を作成。土の園庭で駆けまわる水元幼稚園の園児たち、同区東四つ木の養蜂場、陶器の修理「金継ぎ」を取材したエッセーなど、特集記事が印象的な写真とともに並ぶ。飲食関連の連載「かつしかmogmog」では、1947年創業の「旭カレー本舗」(同区立石)を訪問。そのほか「かつしかのかおり」「葛飾まちなかミュージアム」などの連載も。

「ガイドブックと違って、それぞれが興味を持ったものを記事にできる点が面白い」と語るのは、編集部員の川島隆一さん。今号で川島さんは「葛飾郷土かるた」の絵札の風景を訪ねる〝聖地巡礼〟を敢行した。「編集部員たちがそれぞれ『ヨコガオ』のファン」で、発行日が迫ると月2回ペースで集まってみんなで校正をする。イラストも手がける阿久津千尋さんは、同区柴又にアトリエ「atelier485」を持つ。阿久津さんは同誌に「アトリエ探訪」を連載しているが、締め切りと向き合いつつも「編集長がコントロールしてくれるので、ストレスを感じずにやっています」と楽しそう。

現在、「ヨコガオ」の販売場所は、同アトリエのほか、「シャディサラダ館白鳥店」(同区白鳥)、「増田屋」(同区東立石)、「KOTORI CAFE」(同区堀切)の4か所。インターネットでは日々の活動を紹介するとともに、メールで郵送の注文も受け付けている。

「ヨコガオ」第2号(右)。「朝の旅」が創刊号の特集だった(左)

「ヨコガオ」第2号(右)。「朝の旅」が創刊号の特集だった(左)

同誌への問い合わせはメールk.yokogao@gmail.comで。

編集風景。発行前でなくても月1回は集まるという

編集風景。発行前でなくても月1回は集まるという