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錦糸町のキャラクターが地ビールに

お披露目もかねた「錦たん麦酒」の販売会が開かれた

お披露目もかねた「錦たん麦酒」の販売会が開かれた

錦たんビール」お披露目

 

 錦糸町のご当地キャラクター「錦たん」をラベルに採用した「錦たん麦酒(ビール)」が登場した。墨田区緑の有限会社ヴィルゴビールが製造した地ビールで、地域活性化をめざす地元から“錦糸町名物”としての成長が期待されている。10月18日、19日には、JR錦糸町駅ビル「テルミナ」で完成披露を兼ねた販売会が開かれた。

  「錦たん麦酒」は、高めの温度で発酵させた(上面発酵)エールタイプのビールで、「ホワイト」と「モカブラウン」の2種類がある。酵母の存在感を感じる野太い味は通向けだが、料理と一緒に味わうことで後を引くような魅力に変わる。「のど越しを楽しむ“最初の一杯”よりも料理と味わう“セカンドビール”をイメージして開発した。モツ煮のような下町らしい料理と相性の良い味に仕上げている」。こう語る社長の中井俊也さん(42)は、金融業界から転職し、東京農大醸造学科で学んだ後、2000年に起業した異色の経歴の持ち主だ。酒やビールの製造部門にかかわりたいという学生時代からの思いが、1994年の酒税法改正でビール製造免許の要件が緩和されたことをきっかけに実現し、新しいビジネスを立ち上げた。

 テルミナ5階の屋外空間で開かれた販売会には本物の「錦たん」も現れ、ビール購入者との写真撮影に応じるなど、PRに一役買った。「錦たん」の考案者でプロデューサーを務める一般社団法人ピースライブ(墨田区緑)代表理事の大友健さん(35)は、「錦糸町は歓楽街なので“お酒は楽しくルールを守って飲もう”というメッセージを防犯キャラクターの『錦たん』を通じて伝えたい」という。ちなみにビール「錦たん」は子供たちに人気だが、一応“成人”という設定らしい。お酒に強いかは不明。

 「錦たん麦酒」は今後、錦糸町周辺のイベントなどで販売するほか来年1月から「テルミナ」地下の酒類コーナーで売り出される予定だ。