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遅れて挙げる〝結婚式〟をプレゼント

遅れて挙げる〝結婚式〟をプレゼント

都美容同業組合葛飾・葛飾北支部

 大病を克服した2組に感動の披露宴

 

事情があって結婚式が挙げられなかった夫婦を応援するイベント「結婚式プログラム~もう一つの記念日~」が12月1日、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸)で開かれ、区内在住の夫婦2組が、家族や友人に見守られながら挙式と披露宴を行った。

このイベントは、都美容生活衛生同業組合の葛飾支部・葛飾北支部が企画。同組合が5年前から毎年開催している「美容祭り」のなかで初めて実施した。葛飾区ではその趣旨に賛同し、区の広報紙で結婚式を挙げたい夫婦を募集。応募者18組のなかから同区青戸の小原佳さん(36)と直子さん(42)夫妻、同区亀有の上原太志さん(35)と紗綾さん(34)夫妻の2組が選ばれた。

当日は着付け、ヘアセット、式場や披露宴などが両支部から贈られ、小原直子さんは白無垢(しろむく)、上原紗綾さんはウエディングドレス姿で登場すると、家族らは目を細めながら祝福。青木克徳葛飾区長が立会人を務めた。

続く披露宴では、2組が結婚式をあげられなかった理由を司会者が語り、会場は大きな感動に包まれた。入籍前、小原直子さんが骨肉腫になり大手術ののち松葉づえ生活となったこと、また上原紗綾さんも悪性リンパ腫を経験し、テレビ制作会社勤務の夫・太志さんが、今年念願のディレクターになったことなど、それぞれの物語が紹介された。

終わりのあいさつでは、今がとても幸せであることを伝えた2組。出席者、両支部には感謝の言葉を述べるとともに、ぜひ今後もこのような式を続けてほしい、他の方々にも幸せな体験をしてほしいと話していた。

披露宴で笑顔を見せる上原夫妻(手前)と小原夫妻(テクノプラザかつしか=葛飾区青戸=で、12月1日)

披露宴で笑顔を見せる上原夫妻(手前)と小原夫妻(テクノプラザかつしか=葛飾区青戸=で、12月1日)