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豊富な色を捨てずに活用

 「広告の色ってきれい」「ゴミにしてしまうのはもったいない」--。新聞の広告欄で花を作るサークル「ダスクール」(小山まり子代表、会員約十人)が、墨田区押上のすみだ消費者センターで七月二十四日、初めての講習会を開いた。「ダスクール」は同区主催のエコ講習会の修了生が一年前に結成したサークル。

 広告ページの緑色は葉や茎になる。黄色や紅色はイチョウの葉や紅葉に使える。「湿気よけにタンスの引き出しに敷く以外はあまり利用されていない広告面が、インテリアの素材になります」と代表の小山さんが説明する。

 広告欄と針金、接着剤で花びら、葉、花弁の芯、茎を完成させる。広告欄をびょうぶたたみにして型紙の花びらを上に置き、線に沿って切る。切片は本当の花びらに見えるようにもんでしわをつけてから接着剤を塗った針金に着ける。葉も同様の作り方をする。花芯は長方形に切った広告紙面に細かく切り込みを入れて、先端を曲げた針金を引っ掛け、巻き付けて形を作る。花びらは針金で各片をつなぎ、花芯の基部に接着。茎にする針金を合わせ、緑色の紙面の紙片を巻き付けながら葉を止めて仕上げる。「紙面には色が豊富。ごみにして捨てるのはもったいない」と参加した女性。紫色の花を作った女性は「家でも作りたい」と話す。

 工作用に広告欄を取っておくと、見落としていた情報に気が付くメリットもある。「好みの色をストックから選んで、マイフラワーを作ってほしい」と小山さんは話す。毎月一回、同センターで講習会を開く予定(墨田区在住在勤者対象)。問い合わせはダスクールTEL:3614・1331へ。