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複製原画 竹宮惠子さん 三原順さんの遺作も

 森下文化センター(江東区森下)内の「田河水泡・のらくろ館」で、企画展「永遠の少女マンガ展」が2月11日まで開かれている。
 展示の〝目玉〟は、14人の作家による各2点の精巧な複製原画「原画′(ダッシュ)」の展示。一般の複製原画は、傷を消して色を鮮やかに補正することが多いが、「原画′」では原稿の汚れや傷もそのままに、用紙のニュアンスや手塗りのムラも可能な限り再現しているのが特徴で、原画と並べても見分けがつかないほどの精度を持つ。
 京都精華大学国際マンガ研究センターと、同大学マンガ学部教授で漫画家の竹宮惠子さんが共同で研究を進めているもので、竹宮さんの作品も14人の作家の一人として展示されている。
 一方、独特の作風で人気を集めた三原順さんの遺作「ビリーの森ジョディの樹」を中心とした91点の原画展示も見所。そのほか、美内すずえさんの原画12点や成田美名子さんの原画10点も展示。関連本2000冊が並ぶ閲覧コーナーや、グッズ販売コーナーも設けられている。午前9時~午後9時。無料。2月4日は休館。
 なお、同展は同センターで開講中の講座「永遠の少女マンガ ~名物編集長が語る少女マンガ史」に連動した企画展の第1期で、講師の小長井信昌さん(元白泉社編集長・社長)の編集者人生50年の軌跡を紹介するコーナーも設けられた。第2期は「おおやちきの世界展」で、2月14日から3月3日までの会期で開催予定。