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葛飾区職員たちが熊本派遣の緊急報告会

葛飾区職員たちが熊本派遣の緊急報告会
「市職員にかなりのストレス」
「平時からの防災広報が大切」

熊本報告会

写真も織り交ぜながら、派遣職員8人が熊本での体験を語った

葛飾区職員人材育成センター(同区立石)で6月27日、緊急報告会「熊本地震の活動報告から学ぶ」が実施され、同区職員86人が受講して被災地派遣職員たちの生の声に耳を傾けた。

報告会では、派遣職員8人が活動内容や注意点、被災者との関わり、活動後の率直な思いなどを語った。報告者の一人、総務部営繕課の白田太さんは、東日本大震災のときにも被災地に派遣された経験から、小型軽量の寝袋やバインダーなどを持ち込んで役立ったが、熊本市職員たちが休まず働き続ける姿を見て、身体と精神の両面で「ストレスがかなりかかっていると感じた。葛飾区が被災したら自分たちがこうなると身に染みた」と語った。また「熊本市では危険度判定と罹災証明発行は異なることを知っている方が多く、職務が非常にやりやすかった。葛飾区でも平時から防災について広報することが大切」と訴えた。

地域振興部防災課の加藤学さんは、葛飾区が送った支援物資を現地で確認し「アルファ米が非常に助かった」との現場の声を聞き、備蓄や受援体制整備の重要性をあらためて実感。大規模災害時には行政が早急に情報収集をする必要があるため、平常時から「公共交通機関を使わずに、自宅から職場まで参集する訓練をしておく必要がある」との意見を述べた。

区民の生命、身体、財産などを守る区職員として、各受講者はそれぞれ話に聞き入って危機管理意識を高めた様子。建築職に就く受講者の一人、本間大介さんは「派遣が決まったら現地でどのような活動をするか、大変参考になった」と話していた。