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葛西の伝統的産業「海苔すき」を体験

 江戸川区立平井第二小学校(同区平井、坂口幸恵校長、児童数85人)で1月27日、3、4年生の児童20人が江戸川区の伝統的な産業のひとつ「海苔(のり)すき」を体験した。ゲストティーチャーとして葛西地域で少年時代「海苔すき」をしていたという70代の人を中心とした地元のボランティア5人が来校、子供たちの指導にあたった。
 「海苔すき」はまず生の海苔を升ですくい、すだれの上にのせた木型に流し込むが、このときのタイミングできれいな長方形ができるかどうかが決まるそうだ。力が入りすぎて穴があいたり、型からはみ出したりしまうなど難しく、子供たちは一人3回ずつチャレンジし、3度目にやっとコツがつかめた様子だった。
 その後、木型を外し、すだれを立てかけて天日干しに。体験は1、2時間目に行われたが、晴天に恵まれたため昼休みには乾燥した海苔のできあがるパリパリという音が聞こえ、1、2年の児童たちもその音に耳を澄ませていた。
 全部で230枚以上の海苔が完成し、5時間目終了後、子供たちは自分のすいた海苔を収穫。お土産に持ち帰り、余った海苔は翌週月曜日の30日に、全校児童が給食で食べた。
 ボランティアリーダーの関口政永さんは、子供たちに「以前、江戸川区でも海苔がこんなふうに作られていたことをぜひ覚えていてほしい」と話した。