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義足の2㍍ジャンパーが東陽小を訪問

義足の2㍍ジャンパーが東陽小を訪問

鈴木徹さん

鈴木徹さん

 

11月5日、江東区立東陽小学校(江東区東陽、櫛田光治校長、児童536人

全員が走り高跳びの自己最高記録だった(11月5日、東陽小学校=江東区東陽=で)

全員が走り高跳びの自己最高記録だった(11月5日、東陽小学校=江東区東陽=で)

)を義足の走り高跳び選手、鈴木徹さん(35)が訪問し、夢や希望、あきらめない心の大切さを語った。

鈴木さんは山梨県出身で、中学、高校ではハンドボールで活躍していたが、高校卒業の直前に交通事故で右足膝下11㌢を残して切断。義足での生活が始まった。「ハンドボール選手として生きていく」夢が絶たれ、何度も“死”を意識したが、義肢装具士との出会いなどを通じて、走り高跳びに挑戦することになった。その後、シドニー、アテネ、北京、ロンドンのパラリンピック4大会に出場して連続で入賞。また、2006年には2㍍を跳び、義足選手では世界で2人目の2㍍ジャンパーとなっている。

体育館で講演した鈴木さんは、学生時代や事故のこと、義足の説明などをDVDを使って分かりやすく話し、「夢をもって挑戦すること」「自分を好きになること」「前向きに考えること」が大切と語り、小学生の時にいろいろな勉強やスポーツ、遊びに取り組んでほしい、と呼びかけた。

講演のあと、何人かの6年生が、鈴木さんから直接、高跳びの実技指導を受けた。「周囲の応援があれば強くなれる」という鈴木さんの言葉を受けて、全校心を一つにして大きな拍手と声援を送った結果、挑戦した6年生全員が自己最高を記録することができた。