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美しい歌をホテルのチャペルで楽しむ「日本の歌講座」

 チャペルに響く歌声は、賛美歌でなく懐かしの童謡や唱歌の数々――。第一ホテル両国(墨田区横網)のチャペルで、毎月第1金曜日をベースに開催されてきた「日本の歌講座」(全6回)が、好評のうちに1月13日に終了。継続を願う声に応えて現在、第2期の受講生を募っている。
 同講座は、広告やイベント企画などを行う会社「T&SK」が企画。同社の鈴木順一郎社長は、同ホテルの中田徹男社長と大学の先輩後輩の間柄で、一昨年10月から同ホテルの活性化を視野に催しを企画するようになった。昨年8月から始まったこの講座もその一つだ。講師は学生時代に「日本シャンソンコンクール」で優勝し、有名俳優や歌手に歌唱指導した経歴も持つ中島清雄さん。伴奏は一流の音楽家との共演も数多いプロピアニストの藤本暁子さん。
 最終日の13日は、「ここに幸あり」「今日でお別れ」「りんごの唄」などの曲を、強弱やリズム、歌い回しなどの指導を受けながら約3時間歌った参加者たち。和気あいあいとした雰囲気もこの講座の特色で、「いいじゃないの幸せならば」の曲では「ないの」の歌詞部分が強くて「開き直った感じなんだわ〜」と中島講師が言うと受講生たちは大笑い。「確かにかわいくないもんね」と受講生たちも同調して歌い直していた。
 最後は「浜辺の歌」を歌って最終講座は終了。「あっという間の半年間でした」と振り返った中島講師は「大きな声で歌うことは体にいい。うれしいときも悲しいときも、懐かしい歌を歌い続けてください」と締めくくった。
 第1期の講座の会費は1回3000円で、約20人が参加したが、講座の継続を願う人が半数以上いて「歌い方のポイント以外にも、歌詞や歌が生まれた背景も教えてくれ、言葉を大切にしている講座」との言葉や、「すごく楽しいですね。引き続きやってほしい」「チャペルでというのも新鮮な感じでポイントが高いと思う」など、再開を心待ちにする声が聞かれた。
 こうした期待に応え、現在は第2期の受講生を募集している。3月9日の見学体験会(3000円)を経て、4月から毎月第一金曜日に講座を再開させたいという。受講や見学など問い合わせはフルマークTEL3374・0627。