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第三砂町中に麻薬探知犬がやってきた!

 江東区南砂の同区立第三砂町中学校(古山真樹校長、生徒346人)で7月8日、全校生徒を対象に「薬物乱用防止教室」が開かれ、麻薬探知犬が「水際取り締まり」のデモンストレーションを行った。
 この教室は、同校と城東ライオンズクラブ、東京税関が協力して開催。覚醒作用のある薬物や脱法ハーブなどの恐ろしさを生徒に知らせ、健全育成と非行防止を図るのが目的。
 初めにライオンズクラブのメンバーが、3月に出された厚生労働省の調査結果から、脱法ハーブが中学生にも広がっていることを説明。覚醒剤と同等以上の影響を人体に与え死に至る場合もあることから、安全という誤った知識で手を出さず、強い意志で自分の身を守ってほしいと呼びかけた。続いて東京税関職員が「税関の役割と薬物の恐ろしさ」をテーマに講演。対面検査、X線による透視検査などさまざまな取り締まりの手段についても紹介した。
 税関が1979年に導入した麻薬探知犬は、現在東京税関管内で約40頭(全国で120頭)が配備されており、入国旅客の携帯品や郵便物の輸入検査などに活用され、不正薬物の摘発に貢献している。犬種は主にジャーマンシェパード、ラブラドルレトリバーの2種。不正薬物を見つけたときは、その場に座って知らせるよう訓練されている。
 2頭の麻薬探知犬によるデモンストレーションでは、麻薬探知犬が薬物のにおいを見事に探し出すと、生徒から感嘆の声が上がった。一方、この日同校を訪れたハンドラー(麻薬探知犬取扱者)のなかに同校卒業生がいて、「どうすればハンドラーになれる?」「最近多い薬物は?」といった後輩たちの質問にも丁寧に答えていた。
 終了後、生徒たちは「薬物は危険なものだということや、税関がどのような仕事をしているかが分かった」「麻薬探知犬を実際に見ることができ、貴重な機会だと思った」などと話していた。