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癒やしのボランティア活動10年目 

化粧で外見も心も明るく

癒やしのボランティア活動10年目

江東メイクセラピー「和」

 化粧で外見も心も明るく元気に――。「江東メイクセラピー『和(なごみ)』」は、今年で活動10周年を迎える江東区のボランティア団体。これまで約20か所の福祉施設を訪問して、高齢者たちに笑顔をプレゼントしてきた。

 「和」は、メイクセラピストの田島めぐみさんが指導にあたった江東区男女共同参画推進センター主催「メイクセラピー実践教室」の卒業生たちで、2004年12月に結成。化粧やネイルを施しながら高齢者たちの話し相手にもなる「メイクセラピー」の活動を始めた。会長の山下洋子さん(同区深川)によると、現在、約20人が毎月6回ほど施設でボランティア活動をしている。また、活動に備えて毎月研修も重ねて更なる技術向上にも努めている。

 9月4日には8人が同区冬木の「深川愛の園」(土屋寛子施設長)を訪問。デイサービス利用者に1人ずつ声をかけながら、クレンジングやマッサージ、ナチュラルメイクアップなどを施していった。男性の利用者も手のマッサージを受けたりしてうれしそう。終了後に鏡を見た女性たちは、やや照れながらも喜びの笑顔を浮かべていた。

 メイク後のお年寄りたちからは「どこかに出かけたい」「息子や孫に見せたい」とお礼を言われることも多い。「また来てねと言われることが私たちの喜び。いい笑顔に会えるから、(この活動が)続いていると思っています」と、山下さんはそのやりがいを明るく話している。

 「和」は区内のイベントにも積極的に参加しており、今月26日には「豊洲フェスタ」に参加予定。また、メンバー募集も随時行っている。問い合わせは山下さん℡3642・5194。

メイク中の会話も高齢者の楽しみのひとつ(「深川愛の園」で9月4日)

メイク中の会話も高齢者の楽しみのひとつ(「深川愛の園」で9月4日)