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生活保護受給者の自立を促進

 葛飾区が8月1日から、公共職業安定所の職業紹介機能を有する「ハローワーク相談窓口『就労支援コーナーかつしか』」を開設した。
 厚生労働省が、今年度新たに行う「生活保護受給者等就労自立促進事業」に基づくもので、相談窓口を設置したのは23区で初めて。
 同事業は、厚生労働省が2011年度から実施している、生活保護などの受給者を対象に就労支援などを行う「福祉から就労」支援事業の対象者を、受給の相談・申請段階にある人(生活困窮者)にまで拡大するもの。
 7月16日には、同区と東京労働局、墨田公共職業安定所が葛飾区役所(葛飾区立石)で、支援を一体的に実施するため連携を強化する協定を締結した。
 支援の内容は、生活保護など福祉施策の相談・申請に来た人に、各課の専門員、支援員が同コーナーを紹介するとともに相談に同行。窓口には、ハローワークの求人情報端末、職業紹介端末が設置され、ハローワーク墨田の就職ナビゲーターが、相談者のニーズに合った求人情報の提供や職業紹介、職業訓練のあっせんなどを行う。
 ナビゲーターは、支援対象者一人ひとりを継続して支援する担当制で、区の就労支援専門員らと定期的に就労支援会議を行うなどし、支援対象者の課題や問題の解決などにもあたる。
 青木克徳葛飾区長は、「特に若年の方の就職が決まらず、結果として生活保護になり、抜け出せないのは、本人はもちろん社会的にも困ったこと。一体的に職員を派遣していただき、区役所内で就労支援解決の取り組みが実現できることをうれしく思う」とコメントした。