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特別純米酒「葛飾の花」をお披露目

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特別純米酒「葛飾の花」をお披露目

区民サークルと福島県塙町の有志が協力

 

 かつしかシンフォニーヒルズ別館(葛飾区立石)で12月6日、葛飾区民のサークル「葛飾酒作り本舗」(約70人)が酒造りの全工程に携わった特別純米酒「葛飾の花」のお披露目会が開かれた。

  同本舗は、同区郷土と天文の博物館の講座で米作りを学んだ人たちを中心に発足し、かつて2軒の造り酒屋があった同区の歴史を語り伝え、酒造りを実践することを目的にしている。福島県塙町(那倉地区)の有志が酒米を育てる「那倉米の会」を結成し、同町に隣接する矢祭町の地酒「南郷」の醸造元、藤井酒造店が協力を申し出て、2007年に酒造りが始まった。会員たちは毎月のように福島に出向いて農作業などに励んでおり、今年の生産量は4合(720㍉㍑)瓶換算で約5000本という。

 お披露目会は掘充宏同博物館学芸員のあいさつに始まり、藤井酒造店の藤井健一郎さん、同サークル事務局の小峰園子さんらによる鏡開きののち、参加者たちは塙町の郷土料理などをつまみに新酒を満喫。昨年収穫した酒米から造られた新酒は、これまでの酒米「千代錦」より上級の「美山錦」を100%使用したことから、味が格段に向上した。西村孝夫同サークル会長は「飲みやすくスーと入っていく感じ。今までも良かったけれど、今年は最高ですね」。会員の松浦伊和夫さんも「今年の酒は特においしい。汗と涙の結晶です」と美酒に酔っていた。

  また、「葛飾の花」のアピールポイントとして、「葛飾区民が米から作った酒」「日本酒が苦手でもおいしく飲める酒(日本酒デビューにぴったり)」「食中酒にも最適なスッキリ味」「ほかでは買えないレアなお酒」の4項目をスライドで紹介。この酒が飲める飲食店8店のマップも配られ、「サラダ館白鳥店」(葛飾区白鳥)の大木一弘さんが通信販売の案内もした。価格は1升瓶2700円、4合瓶1414円という。

  今年収穫した酒米は、来年1月末に仕込みを行い、その後のしぼり、熟成などの工程を経て、例年通り12月に出荷する予定。「葛飾の花」販売に関する問い合わせは、サラダ館白鳥店℡3604・7572。