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渋江小(葛飾区)5年生83人「南京玉すだれ」など日本の文化を披露

 葛飾区立渋江小学校(同区東四つ木、伊藤敬之校長、児童数412人)で2月10日、5年生の児童83人が「お琴」や「三味線」などの発表会を行った。
 これは同校で2004年から続く、総合的な学習の時間を利用した「日本の文化を体験しよう」の一環で、全5回授業の5回目。児童は2学期から4回にわたり、地元の伝統工芸士や地域の人から八つの「日本の文化」について学んでおり、その成果を保護者約50人と、来年学習する4年生を前に発表した。
 始めは「お琴」の発表。児童8人が壇上に上がり、講師の紹介と琴の歴史や弾きながらの音階説明などをした後、全員で「さくら」ほかを演奏。代表者が感想を述べ、発表を終えた子供たちは、ほっとした表情を浮かべた。
 「折り紙」「俳画」「ちぎり絵」は、実際に折っているところや描いている様子を実物投影機でスクリーンに映し、分かりやすく説明。「茶の湯」「三味線」「生け花」も実演が行われた。
 最後の「南京玉すだれ」では、15人が2グループに分かれて発表。長さ約20〜30センチの竹製のすだれを持ち、唄に合わせて踊りながら、「蕎麦屋(そばや)の看板」「阿弥陀如来」などにすだれを変化させていった。曲に遅れてしまう児童、思うように変化できない児童もいたが、最後の決め技「しだれやなぎ」は全員が成功し、会場からは大きな拍手が起こった。
 伊藤校長は「子供たちが日本の文化に触れることで、他の国の文化にも興味が湧き、互いを尊重して理解するきっかけになってもらえれば」と語った。