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深川どうぶつしょうぎ大会で300人が熱戦

敵のライオンを追いつめろ!
深川どうぶつしょうぎ大会で小学生ら300人が熱戦

第3回「深川どうぶつしょうぎ大会」が6月28日、江東区森下の森下文化センターで開かれ、約300人の子供たちが大集合。保護者ら400人も会場入りして対局の行方を見守った。
「どうぶつしょうぎ」は、将棋をシンプルにアレンジした2人用ゲーム。12マスの盤

真剣な表情の子供たち。大会後は「本将棋講座」や表彰式、抽選会も行われた

真剣な表情の子供たち。大会後は「本将棋講座」や表彰式、抽選会も行われた

上で駒を交代で動かし、相手の〝王〟であるライオンの駒を追いつめていく。全4種の駒にはそれぞれ動物が描かれており、また駒ごとに動ける方向も記されているため子供でもルールが分かりやすいが、大人でも十分に楽しめる奥深さがある。
このデザインを手がけたデザイナーの藤田麻衣子さん(元女流棋士)によると「どうぶつしょうぎ」は国内にとどまらず、海外でも広がりを見せている。また、藤田さん自身が江東区での普及に積極的なことから、区内の子供の間では広く浸透している遊びでもある。
この大会は、その藤田さんが実行委員長を務めた。午前中には体験コーナーと未就学児の対局が行われ、午後は小学生による交流戦と名人戦へ。上位5人までの入賞を争う名人戦は4クラスに分かれて同時進行で行われる。盤を挟んで全員が席に着くと「よろしくお願いします」とそろってあいさつ。一斉に対局が始まり、駒をパチンと指す音が会場内に響き渡った。
勝者は3点、敗者は1点のスタンプを対局終了の都度もらうと、すぐに別の相手と席に着き、対局を繰り返していく子供たち。対局中の表情は真剣そのもので、なかには盤面を見つめながらじっと長考する子も。
各自最大20局の対局を経て、およそ1時間30分で入賞者が決まり、42人がエントリーした最年長の「ライオンクラス」(小学4~6年生)は江東区立大島南央小4年の道具竣大君が優勝。上位4人を同区内の小学生が独占した。一方、3年、2年、1年の各クラスは優勝、準優勝とも江東区外の子が占め、江東区内の入賞者は20人中11人だった。
小学2年生の田中華さんの大会出場に同行した母親の田中由紀子さんは「『どうぶつしょうぎ』はルールが分かりやすく、家では主人相手に楽しんでいます。大会には初めて出たのですが、思ったより人が多かったですね」と笑顔で話していた。