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浴衣の季節に大忙し 江戸川の型小紋職人三橋さん

 江戸川区の女性職人三橋京子さん(65)による型小紋の半巾帯(はんはばおび)は1年先まで予約が入る人気ぶりだ。
 三橋さんは、江戸川区無形文化財に指定されている型小紋職人で、同区西小松川町にある自宅を兼ねた「三橋工房」を1人で守り、日々染色作業を続けている。
 帯巾が名古屋帯(30センチ)の半分の綿仕立ての半巾帯(16センチ)を江戸小紋の型で染める。「手挿し」という伝統的な手作業による帯は、昨今の浴衣人気を受けて注文が相次ぎ、制作本数も年間ニ、三百本と限られているため1年先まで予約が入っているという。
 このほかに三橋さんは、2003年に参加した「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」で、型小紋を使った子供用のキャミソールやテディベアなども考案。若い世代に江戸時代から続く伝統的な技術の魅力を伝える上で一役買っている。
 キャミソールなど雑貨類はネットショッピングサイト「えどコレ!」で販売、半巾帯(2万5千円~)の注文は工房(電話3653・5581)へ。