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江東区の中3 林佳奈さん U−16セーリング世界大会5位入賞

 江東区立小中学校セーリング部に所属する林佳奈さん(14)(同区住吉在住、深川第七中学3年)が、このほどアルゼンチンのブエノスアイレスで開催された18歳以下(U−18)の1人乗り(シングルハンド)セーリングの世界大会「レーザー4・7ユース世界選手権」に出場。現在14歳の若さながら、16歳以下(U−16)の部門で堂々の5位入賞を果たした。
 同セーリング部は「若洲ヨット訓練所」(同区若洲)を活動拠点に2008年度創部。今年度5期生が誕生するが、林さんは小学5年生のときから所属している1期生。個人参加も含め各地の大会に出場し、11年は国内レースで一定の成績を出すことを目標に置いて全国を転戦。
 そこで好成績を収め、「日本レーザークラス協会」の11〜12年の日本ランキングで女子総合2位となり、3月初旬の江の島合宿を経て今回の世界選手権出場が決まった。
 セール面積が4・7平方メートルの「レーザー4・7」は、五輪種目のレーザー級(女子はレーザーラジアル級)の〝入門艇〟として、世界中の男女ユース世代のセーラーがこぞって乗っている艇種。
 今年のユース世界選手権は3月31日から4月7日まで開催され、女子は17か国46人、男子は25か国71人が出場。12レースを戦い、そのポイントを競い合った。その結果、U−16(出場7か国12人)で5位入賞を果たした林さんは、総合でも28位と健闘し、日頃の練習の成果を発揮した。
 アルゼンチン以前に渡航経験はなく、「初めての海外にしてはいい成績だったと思います」と一定の満足感を得た様子の林さん。セーリング競技は腹筋や腿(もも)、腕などの筋肉を酷使する反面、「速ければ速いほど風を切って、気持ちがいい」と、爽快感の魅力を語る。
 中学校ではバレーボール部にも所属し、忙しい日々を送っているが、「同世代のセーラーもみんな速くなってきているので、置いていかれないようにしたい」と話し、今後もレースを重ねながら「実力をつけて上位を目指したい」とさらなる飛躍を目標に掲げている。