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江戸川区共育プラザ・農園クラブの中高生が“嫌いな野菜”でレシピコンテストに挑戦

 アンケート結果で上位に挙がった “嫌いな野菜”をおいしく食べられるように、中高生が料理のアイデアで競う「How to ベジ食べる?2012〜嫌いな野菜をなくそう!レシピコンテスト」が1月22日、葛西区民館(江戸川区中葛西)で開かれた。
 「How to ベジ食べる?」は、江戸川区内にある共育プラザ6館(平井、南小岩、一之江、南篠崎、葛西、小岩)の農園クラブに所属する中高生らが、自ら作った野菜などでテーマに沿った創作料理を考案する。2007年度から始まり、コンテスト形式では4回目になるが、昨年までは同区特産の「小松菜を活かしたメニュー」が課題だった。今年は、昨年10月の「区民まつり」で来場者から好きな野菜・嫌いな野菜を調査し、結果をもとに野菜の特徴や調理法の工夫を検討した上で、各館ごとに料理を決めた。対象となった野菜は、最上位だが夏野菜のゴーヤを除きピーマン、セロリ、トマト、ナス、ニンジンなど。加えて東京商工会議所江戸川支部が提供した同区産の小松菜約15キロ分が(決して嫌いな野菜に入っていないが)材料に入れられた。
 当日は、区民館で朝9時から各館の中高生が調理に取りかかり、試食用となる150食分の料理に奮闘していた。正午過ぎに会場に料理が運び込まれ、開会式を経て試食時間を迎えた。この日登場したのは、あんこや生地に練りこんだ小松菜が鮮やかな「緑大福」(平井)、小松菜とニンジンで華やかに彩った「KCケーキ」(南小岩)、すりおろしセロリをご飯にかけても違和感ゼロのマーボー丼風「栄養たっぷり!!ミラクル丼」(一之江)、オレンジソースも手づくり「ぐっと煮込んで野菜ハンバーグ」(南篠崎)、レンコンの歯ごたえが新鮮な「ぽかぽか小松菜水餃子」(葛西)、共育プラザ利用者の家族から伝授した本場バングラデシュの「野菜&チキンカレー」(小岩)の6品。審査は、会場の人気投票で決める「オーディエンス賞」と、5人の審査員がレシピへの工夫や料理の完成度を吟味して決める「グランプリ」の両方で、「水餃子」が選ばれる展開になった。ただ、参加者の向山史雄さん(39歳、江戸川区谷河内)の「どれもおいしくて採点に迷う」という思いは、審査員にも共通していたようで、総評を述べた浅井咲子さん(料理研究家、「ビオレッタ」経営者)も、僅差だったことを強調した。二冠となった共育プラザ葛西の谷口泰生(たいき)君(14)は、「野菜のみじん切りと(約180個の餃子を)包む作業が大変だったが、評価されてよかった」と話した。