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江戸川区で最も歴史ある絵画サークル「江青美」50周年記念展14日から

 江戸川区の絵画サークル「江青美」(こうせいび)が創立50周年を迎え、3月14日からタワーホール船堀(同区船堀)で記念展を開く。同区登録サークルでは最も歴史があり、会員75人と大所帯であることも特徴。活動拠点のグリーンパレス(同区松島)に毎週金曜夜に集まり、会員同士の交流も楽しみつつ制作に励んでいる。
 同サークルは、現名誉会長の桶谷律さんを中心に1962年、「江戸川区青年館絵画クラブ」として発足。73年「江青美」と改称した。水彩画のほかパステルや油絵を楽しむ会員もおり、抽象画や風景画などその対象も人それぞれ。江澤友治会長は「形を決めない自由な内容」で絵画を楽しんでいるのが同サークルの良さと話す。
 同区総合文化センターでの作品展は昨年が42回目。会員たちは月1回程度の写生会や年1回のスケッチ旅行、絵画鑑賞会でも親睦を深めている。また、成人の日と敬老の日の区主催イベントで似顔絵を無償で描く活動も年中行事。一方、グリーンパレスとの連携による「油彩教室」「水彩教室」「こども絵画教室」は江青美会員が講師をしており、通算の修了生は1000人以上とか。
 30歳で入会後、仕事と並行して絵を描いてきた江澤会長は現在69歳。約40年を同サークルとともに過ごしたが「あっという間だった」と振り返り、長く続いた理由は絵画の楽しさに加え、桶谷さんの人柄や人の輪を大切にする会員たちのおかげと話す。元自営業の田島時江副会長も「仕事と両方、二足のわらじで夢中でしたが、(続いたのは)皆さんのおかげです。本当に人の輪ですよね」と35年間を振り返る。同じく副会長の須藤ひろみさんは、先生が形式を押し付けることなく「自分の思い通りに描かせてくれる。伸び伸びとしていていいんじゃないかしら」と同サークルの良さを語っていた。
 会員のなかにはプロも十数人いるが、腕前に関わらず作品が残る絵画は「『楽しい』のひとこと」と江澤会長。会員たちは「生き生きしている方が多いですし、充実していると年をとらないですよね」と明るく話していた。
 創立50周年江青美展は3月14日から18日までの午前9時30分〜午後8時(17日は午後5時30分まで、18日は午後5時まで)。各会員の作品に、OBのプロや同サークルが世話になっているプロの画家の作品も加えた約110点が並ぶ。無料。問い合わせは江澤さん電話3678・6608。