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東京スカイツリー第1、第2展望台への料金と同額の3000円で楽しむ下町オリジナル娯楽特集

 東京スカイツリーの第2展望台(高さ450メートル)までの料金は3000円。この値段が高いか安いかはともかく、3000円の娯楽にはほかにどんなプランがあるでしょうか? 数々の教室や美容・エステ、また娯楽と聞いてカラオケやボーリング、大型入浴施設、パチンコなどを思い浮かべる人もいるかもしれません。では、この下町4区(墨田、江東、江戸川、葛飾)特有の使い方は? 今回東都よみうりでは「下町発限定」にこだわってこの地域ならではの3000円の活用方法を考えてみました。

深川・両国で江戸文化満喫3000円プラン

 江戸文化といえば、まず足を運びたいのが江東区の芭蕉記念館(100円)と深川江戸資料館(300円)。2つの施設で江戸の知識を吸収したあとは、富岡八幡宮を参拝して深川の伝統の重みを肌で感じてみるのも一興だ。そこからさらに越中島まで足を伸ばし、水上バス(500円)でしばし優雅な船旅を楽しみつつ両国へ。下船後は浮世絵などを展示した目の前の「隅田川テラスギャラリー」を散歩がてら見学しましょう。そしてクライマックスは国技館での大相撲観戦(2100円)。二階椅子席の当日券なので売り切れの場合もありますが、そんなときはパッと気持ちを切り替えて落語鑑賞してみては? 「お江戸両国亭」の当日料金は1500円。余ったお金は江戸東京博物館の常設展(600円)見学もいいですが、やはり落語といえばビールとおつまみでしょうか。

葛西エリアのんびり親子で3000円プラン

 小学生を連れて葛西臨海公園へ。まず「パークトレイン」(300円、小学生150円)に乗って「ダイヤと花の大観覧車」(700円×2人)の前で下車し、高さ117メートルの眺望を満喫。そして葛西といえば人気の行楽スポット葛西臨海水族園(700円、小学生無料)も欠かせないところ。公園売店のお勧めメニュー「もんじゃまん」(200円)も味わいつつ、都バス(200円、子供100円)で行船公園に足を伸ばして「江戸川自然動物園」(無料)でまったり。園内にはなんと無料の釣堀(ヘラブナ釣り、釣ざおとえさは持参)もあるのでお父さんも大満足。ところでこれまでの合計は50円予算オーバー。しかしご安心を。臨海公園内の施設は複数利用で割引があるので、実際はもう一つ「もんじゃまん」が食べられるはずです。

やっぱり展望台!高い所大好き3000円プラン

 東京スカイツリーに及ばずとも「タワーホール船堀」の展望塔(無料)も侮るなかれ。晴天時は富士山や筑波山、スカイツリーも見える地上115メートル360度の眺望は下から想像する以上に豪華。この余韻に浸りつつ、7階展望レストラン「サロン・ド・サロン」で日替わりランチとコーヒーセットを注文(790+210円)。時間を見計らい、地下1階「船堀シネパル」で映画も鑑賞しましょう(前売り1300円)。
 そしてここから都バスで新小岩駅(往復400円)、JR総武線で市川駅(往復300円)と乗り継いで、同駅前に2009年10月誕生した無料の「アイ・リンクタウン展望施設」へ。45階には市川市管轄の展望ロビーがあり地上150メートルの大パノラマ。さらに階段を昇ると、風を感じながら眺望を楽しめる屋上展望台が。特に夜景は絶品で「新日本三大夜景・夜景100選」にも認定されたとか。開設2年足らずの11年8月に入場者50万人を突破したこの展望施設は、交通費をかけても行く価値ありです。

柴又めぐり3000円プラン

 柴又駅前に立つ寅さん像と記念写真をとったり、帝釈天参道の情緒を楽しみながらお参りも済ませて、まずは葛飾区観光文化センター内にある「葛飾柴又寅さん記念館」(500円)へ。寅さん映画のユーモアに笑ったあとは、同センター内のレンタサイクル(400円、平日休み)で自転車を借りて、広大な都立水元公園の散策に出かけましょう。江戸川沿いをスポーティーに片道約30分。ひと汗かいて柴又に戻ったら山本亭(100円)で一休みして、都内唯一の渡し舟「矢切の渡し」(往復200円、冬は土日祝日の運行)で一転優雅なひととき。そして途中の腹ごしらえはやはり柴又名産品を。草団子もいいですが、1800円あれば国産うな重が食べられるお店もあるようです。

ホテルの料理をめいっぱい味わう3000円プラン

 錦糸町といえば、いわずと知れた下町屈指の繁華街。墨田、江東、江戸川、葛飾(青戸車庫)の各区役所からも都バス一本で来ることができます。その錦糸町にある「東武ホテルレバント東京」に昨年10月リニューアルオープンしたのが、「ブッフェレストラン ヴェルデュール」。自慢のブッフェカウンターは長さ30メートルあり、目の前でシェフが作るあつあつの料理がオープンキッチンから続々と登場するライブ感も魅力。平日なら鉄板焼きステーキやパスタ、点心など洋中「ディナーブッフェ」がドリンクバー付きで2600円と格安。さらに「ランチブッフェ」は2400円で、ともに65歳以上は各300円引きというのもうれしい(12歳以下は半額)。往復バス代(400円)を使っても3000円以内に収まる地元ブッフェをご賞味あれ。

電車でどこまで3000円?

 錦糸町から鉄道に乗って往復3000円で行ける範囲は?
JR横須賀総武線の終点・久里浜駅は往復2420円で範囲内。東京駅で東海道線に乗り換えると小田原にも行けます(往復2900円)。千葉方面の例えば外房線は、上総一ノ宮を越えて長者町(同)ぐらいまでです。
 一方、錦糸町から半蔵門線押上経由の東武線では、東武日光、鬼怒川温泉までともに片道1480円で範囲内。東京スカイツリーのミニチュア展示物(1/25の縮尺)が立つ東武ワールドスクエアの最寄駅・小佐越駅も同じ額です。ただ、同施設の入園料は当日2500円。駐車料500円と合わせると偶然3000円になりますが、車利用となるとガソリン代が別途かかりますね…。