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昭和大江東豊洲病院が24日開院

 若い世代を中心に人口増加が著しい江東区の南部、豊洲地区にこのほど「昭和大学江東豊洲病院」(新井一成病院長)が完成、今月24日に開院する。
 同病院は「女性とこどもにやさしい病院」をコンセプトに、小児医療と周産期医療を重点として掲げる総合病院。その核となる5階フロアには、未熟児などへの対応を迅速に行う「新生児特定集中治療室」(NICU)や、産婦が陣痛室、分娩室、回復室と移動をせずに済む「陣痛分娩室」(LDR)などを備える。
 また、2階の外来受付窓口では、一般外来に加え「こども外来」「女性外来」を設けてプライバシーにも配慮。5階小児病棟の各病室の入り口の低い位置にそれぞれ異なる動物の絵が描かれているのは、小さい子でも部屋が判別できるようにとの工夫。東雲運河に面した病室からの開放的な眺めも魅力だ。
 江東区の山﨑孝明区長は、2007年の区長就任当初から南部地域に総合病院が必要と訴えてきたが、08年10月、都内で急患妊婦の受け入れ先が見つからず脳出血で亡くなった痛ましい出来事を受けて、同年末ごろから病院誘致の動きを本格化。10年3月、昭和大と「豊洲地区における病院整備及び運営に関する協定書」を交わすに至った。
 病院の建物は免震構造で地上10階、地下1階建て。延べ床面積約4万7000平方メートル。病床数は300床(開院時)。162台分の自動車駐車場や170台分の自転車駐車場も備える。所在地は江東区豊洲5の1の38TEL6204・6302。