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春高バレー優勝を経て次のキャプテンに 伊藤洸貴さん

春高バレー優勝を経て次のキャプテンに
伊藤洸貴さん(江戸川区東松本)

「春の高校バレー」優勝でもらったメダルを手にする伊藤さん。高校2年生で188㌢㍍という長身だ

「春の高校バレー 第64回全日本高等学校選手権大会」(1月4日~8日、東京体育館)で優勝し、インターハイ、国体と3冠を達成した駿台学園高等学校(北区)バレーボール部で活躍する高校2年の伊藤洸貴(ひろき)さん(17)。高校バレーの頂点を極めて引退した3年生から次期キャプテンとしてチームを率いるバトンを渡された。

伊藤さんは、全国優勝の実績もある小学生バレーボールクラブ「小岩クラブ」で小3からバレーを始め、さらに上をめざしたいと中学で駿台学園に進学した。どのポジションについても対応できる実力の高さと「唯一の個人技」として磨き上げたサーブのテクニックで、高2からは3年生も含めバレー部全体の約4分の1しかなれないレギュラーとして大きな大会のたびに名前が並ぶようになった。

8日の決勝戦でサーブを打つ伊藤さん

〝春高バレー〟の出場は2回目。昨年はピンチサーバー(リリーフ・サーバー)として自分の役目を果たした。2年生唯一の先発選手となって臨んだ今大会は、準決勝に勝ち進み会場に一つだけ設けられるセンターコートで試合を始める時「やっとここに戻ってきたな」という感慨があった。東京対決となった東亜学園(中野区)との頂上決戦は、最初の1セットを落としたことで気分的に追い詰められながらも「体力面で追い込んできた練習がきいた」と振り返る。初優勝という結果で試合を終えた時は、梅川大介監督も涙して喜んだという。

大会翌日から1・2年生の新チームが始動し「優勝の喜びは一日だけでした」と、淡々とした伊藤さん。来年も同じ場所に立つことが目標だ。