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日大一中生がカバディ体験 アジア大会銅メダリストらが指導

 インド発祥のスポーツ、カバディに親しんでもらおうと7月11日、日本大学第一中学校・高等学校(墨田区横網)で開かれた第62回「社会を明るくする運動」墨田区保護司会・本所西分区地域集会に中国・広州アジア大会の日本の銅メダリストらが訪れ、同中学校サッカー部の1、2年生約40人にカバディを教えた。
 カバディは7人ずつの2チームが対戦。攻める側から「攻撃者(レイダー)」1人が相手陣地に入り、「カバディ、カバディ……」と連呼しながら防御側チームのメンバーにタッチして戻る。一方、防御側は攻撃者が自陣に戻れないように手足などを捕まえることで得点を競う。攻撃者は「カバディ」の連呼一息の間しか攻撃ができない。
 日本に伝わってまだ30年余りだが、2010年11月に中国・広州での第16回アジア競技大会では日本代表男子が銅メダルを獲得した。そのメンバーで、中学生の指導に当たった名眞大気さん(30)は「得点するには積極的な攻めが必要だが、相手陣地に入り込み過ぎても捕まえられる。どう動くかの駆け引きが面白い」と魅力を語る。
 地域集会は、墨田区保護司会の本所・石原・東駒形などを含む本所西分区の保護司らが企画し、日本カバディ協会事務局長の河合陽児さん(37)や大学生ら5人がカバディを教えた。
 ほとんどの中学生にとって未知のスポーツのため、最初に河合さんは「鬼ごっことドッジボールを足したようなスポーツ」と説明した上で独自のルールを紹介した。
 中学生たちは、4チームに分かれて練習するうちに、攻守の激しい絡み合いも伴う競技の面白さを実感したようで、「奥にひきつけて捕まえろ」「視線をいろいろなところに向けて」などのアドバイスを聞きながら真剣に取り組んでいた。ミニゲームで包囲網をくぐって2得点を挙げた斎藤玄輝君(13)は「初めてだったけど楽しかった」と語った。