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新日の人気レスラー

 江東区石島の同区立扇橋小学校(奈良美佐子校長、児童323人)で10月2日、PTA企画による「扇橋セミナー 新日本プロレス小学校@扇橋 プロレスラー先生がやって来る」が開かれた。講師は、新日本プロレスのタイガーマスク選手と棚橋弘至選手。子供と保護者、地域住民が集まる体育館に人気レスラー2人が現れると黄色い歓声が起こった。
 セミナーは4つの時間割からなり、1時間目は「体育」。タイガー選手が軽快なトークで場を和ませるなか、参加者たちはまずスクワット(膝の屈伸運動)連続30回に挑戦し、レスラーが普段やっているという胸を反らせる独特な腕立てや、こん棒形の重い鍛錬具「コシティ」を持ち上げたりした。補佐役として来場した若手レスラー(三上恭佑さん、渡辺高章さん)のミットに、タイガー選手が得意の足蹴り「ローリング・ソバット」を披露すると、その「バチン」という迫力の音にびっくり。一方、握力計で腕力の強さを証明した棚橋選手は、Tシャツを脱いで鍛え抜かれた体を見せ、「触ってもいいよ、保護者の方もどうぞ」とのタイガー選手の言葉でお母さんたちに囲まれると、照れ笑いを見せていた。
 2時間目の「道徳」では、「夢を持つことの大切さ」をテーマに講話。プロ入り前、タイガー選手は背の低さだけが要因でテストに落ちてくやし涙を流したが、夢をあきらめずにメキシコ行きの金を貯めたこと、初代タイガーマスクさんにアピールして門下になったことを話し、「頑張れば絶対に夢は叶(かな)うから。そのために何をしなきゃいけないか。頑張ることしないと夢は叶わない」と語りかけた。棚橋選手もテストに2回落ちた話をし、レスラーになる夢、王者になる次の夢も叶えた今は「東京ドームを満員にしたい。チャンピオンになっても夢は終わらない」と熱く語った。
 その後、3時間目の「総合」は2チーム対抗で綱引き。4時間目の「図工」は2人が見守るなか、紙皿でチャンピオンベルトを製作、色を塗って仕上げた。サインや写真撮影にも2人は気さくに応じ、PTA文化部長の宮田和子さんは、トレーニングや技の披露、講話など「色々なものを体験でき、子供にとって良い機会になった。夢を持ち続け、努力し続ける話も分かりやすく、ためになりました」と笑顔を見せていた。