top

新グルメ 500円のパスタランチ

 京成立石駅から徒歩一分、昨年九月に開店した「ダイニング KAZU」(葛飾区立石)は、家族連れや女性客に人気のイタリア料理中心のレストラン。その価格設定には少々驚かされるほどで、オーナーシェフの磯貝和美さん(53)は、「安くても良い素材を選び、いかにおいしく仕上げるか」が腕の見せどころという。板前時代に培った経験が磯貝さんの“素材活用術””の基盤になっている。

 同店のランチを推薦する今回のグルメレディーは、葛飾区東立石の粕谷早苗さん(50)。週替わりで三種をそろえるパスタランチは「サラダ、スープ、ドリンク付きで五百円というリーズナブルなお値段!」とのこと。訪問した日は、辛さ控えめの「鶏肉とバジルのペペロンチーノ」、カレーの風味とまろやかさがマッチした「カレークリームソース」も用意されていたが、定番のトマトソースを味わうことにして「なすのトマトソース」=写真=を注文。飲み物はセルフサービスながらコーヒー(アイス、ホット)、オレンジジュースから選べるが、料理を待つ間に飲んだホットコーヒーもおいしく、料理への期待が高まる。

 サラダ、スープとともに運ばれてきたパスタは、少々細めのめんの上にナスがたっぷり。豊かな香りが食欲をぐぐっと刺激するなか、口に含むとトマトソースの芳醇(ほうじゅん)な味わいがナスの甘みとともに広がった。めんは中心にわずかにシンがある理想的なゆで上がりのアルデンテ。五百円という値段を感じさせない、しっかりしたイタリアンパスタに仕上がっていた。サラダ、スープもおいしく、分量も十分だが、百円足せば大盛りにもなる。

 ランチはパスタセットのみで午前十一時三十分−午後二時(日曜・祝日休)。ディナー(午後六時−十時三十分、無休)は豊富なメニューがあり、五品目を自由に選べるコース料理は二人前の分量ながら二千五百円と格安で何人で食べてもよいというサービスメニュー。そのほか「つぶ貝のガーリックバター」(八百円)なども人気。また、毎月二十九日は「肉の日割引」として、例えば通常千円のサーロインステーキが六百円など、同店自慢の肉料理が二−四割引で味わえるのも魅力だ。

◎ダイニング KAZU
 葛飾区立石一の一三の八TEL:090・2307・3029””