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手作りの連凧揚げ 親子60人が楽しむ

 江東区を拠点とするNPO法人「子どもの放課後を豊かにする会」(吉野文雄理事長)主催の親子向けイベント「このゆびとまれ! 江戸凧(だこ)づくり(連凧編)」が6月2日、江東区立第四砂町小学校体育館(同区南砂)で開かれ、親子連れを中心に60人以上が参加し、完成後は校庭で凧揚げを楽しんだ。
 自主学童保育「風の子クラブ」(同区南砂)を母体とする同会は、子育て支援を目的に2002年発足。同クラブに加え、障害児通所訓練事業「ぞうさんクラブ」の運営や、子育てシンポジウムを開催するなどしている。同会は一昨年、和凧づくりの催しを開いた経験もあり、今回はビニール製の3つの凧を結んで連凧を作ることにした。
 配られた3枚のビニールにまず絵を描いた子供たち。テレビでおなじみのキャラクターや鳥、クワガタなどの生き物、花、富士山、太陽、自分の名前など、思い思いの絵柄をカラフルにペンで描いていった。
 絵を描き終えると、指導に訪れた「日本の凧の会」の4人の会員のアドバイスを受けながら、裏側に竹ひごをテープで固定し、ビニール中央の穴から糸を通して3連凧が完成。絵柄の良さを凧の会メンバーが評価してメダルなどを贈る表彰式も行われた。
 小さい子供は配られた和凧を持ち、校庭に出てみんなで一斉に凧揚げを満喫。この日は天候にも恵まれ、校庭を走り回って凧が高々と揚がると子供たちは大喜びだった。
 「豊かにする会」の理事の1人、清水節美さんによると、凧作りのイベントにこだわってはいないが、風の子クラブでは普段から遊び道具を自分たちで作るよう促しているそうで、「何でも買えば手に入る時代。自分たちで作って、揚げて遊べる凧作りはいい面が多い」と話す。また、「今回の参加者は低学年が多かったですが、集中して話を聞いてくれてよかったなと思います」と笑顔。帰り際には参加者が凧と一緒に写った写真が全員にプレゼントされた。