top

成人の日にタイムカプセル開封

 江戸川区立上一色南小学校(同区本一色)で1月9日、成人式を終えた卒業生が8年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こした。
 カプセルは、2003年度の卒業生とPTA卒業対策委員会が、成人の日に開封する計画で手紙などを入れ、04年3月の卒業時に校庭の一角に埋めた。9日は卒業生67人中56人が集まり、再会を喜びつつ掘り出し始め、男性卒業生や図工専科の鈴木吉彦教諭が、目印に置かれたオブジェを移動させ、その下を1メートル近く掘ると金属製のタイムカプセルが姿を現した。厳重に封をした容器は10分近くかけて開けた。
 関係者にとって楽しみだったのは一緒に入れた瓶入りのワイン。保存性の優れたポルトガルの酒精強化ワイン「マデラワイン」は、8年間の地下保存の環境に耐え、乾杯の席でふるまわれた。1人分はわずかだったが「味はブランデーのような甘みと深みがあった」と運営側として参加した石黒千秋さん(48)(同区上一色)。
 当日は保護者・教員を含め87人が出席し、旧交を温めた。01年から05年まで同校校長を務めた守矢早苗さん(66)(葛飾区細田)は「久しぶりに会った卒業生が大人の顔になったことに感動し、前向きに進もうとする姿を見て心温まる時間だった」と語った。