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幻の「砂村三寸ニンジン」を収穫

 江東区立第四砂町中学校(同区北砂、伊藤雅夫校長、生徒数294人)で5月14日、2年生の給食委員の生徒6人が、校内で育てた同区由来の伝統野菜「砂村三寸ニンジン」の収穫作業をした。
 都立園芸高校で採取した種を分けてもらい、昨年9月、当時の2年生の給食委員と美化委員の生徒らが、プランター2鉢に種をまき、手入れを続け、約8か月で収穫時期を迎えた。
 「砂村三寸ニンジン」は、長さ約10センチの小型のニンジンで、江戸時代に砂村(現在の北砂・東砂・南砂辺り)の地で選抜淘汰(とうた)されて誕生した品種。現在、一般には栽培されておらず、「幻のニンジン」といわれている。
 収穫作業には、生徒に種まきや栽培方法などを指導した「JA東京スマイル」の関口隆雄副組合長も参加。「収穫作業は初めて」という生徒たちは、関口さんのアドバイスを受けながら、種を採るための6株を残し、81株を収穫した。8月頃には残した株から採種できる予定だ。
 収穫したニンジンは翌15日、「ニンジン入りの蒸しパン」にして、同校の生徒が給食で食べた。