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山田洋次さんら4人名誉区民に 葛飾区が区制80周年式典

 葛飾区と葛飾区議会は10月1日、「葛飾区制施行80周年記念式典」を開催した。会場のかつしかシンフォニーヒルズ(葛飾区立石)には多数の区民が集い、ステージ上では名誉区民の発表とその称号記の授与、区のゆかりの絵柄が入ったナンバープレート(原付自転車用)のデザイン発表などが行われた。
 同区の名誉区民制度は、80周年に合わせて創設された。この日、名誉区民となり壇上に並んだのは、江戸小紋の技術を伝承する重要無形文化財保持者(人間国宝)の小宮康孝さん、映画「男はつらいよ」シリーズなどでメガホンを取った映画監督の山田洋次さん、日本藝術院会員で日展常務理事の日本画家・福田千惠さん、長寿漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者として知られる漫画家の秋本治さんの4人。
 来場者からひときわ大きな拍手で迎えられた山田監督は、柴又には過去何百回も訪れたことや、柴又に12月オープン予定の「(仮称)山田洋次ミュージアム」についても話題にしながら、「柴又は僕にとっての故郷になってしまった」とコメント。名誉区民はそれぞれ、喜びと感謝の言葉を述べた。
 一方、この日発表された「ふるさとナンバー」のデザインは「男はつらいよ」(デザイン=高井研一郎さん)、「キャプテン翼」(同=高橋陽一さん)、「花菖蒲(しょうぶ)」(同=久保田ヤヨエさん)の3種類。天井からつるされた特大のサンプルに光が当たる中、区税務課の職員3人がそれぞれのキャラクターを紹介した。また、会場内に着席していた高井さん、久保田さんも壇上から紹介され、来場者から大きな拍手を受けた。
 そのほか、式典では区に功労があった261団体を特別表彰団体として名前を読み上げ、代表6団体に青木克徳区長が表彰状を贈呈。懐かしの映像で80年を振り返る「かつしか時の風景 歩み続けて80年」の上映や、シンフォニーヒルズ少年少女合唱団の合唱披露なども行われ、最後は葛飾吹奏楽団ジュニアバンドの演奏で華やかに幕を閉じた。