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山本寛斎デザイン 新型スカイライナーが「ブルーリボン賞」受賞

 昨年7月にデビューした京成電鉄(三枝紀生社長、本社=墨田区押上)の新型スカイライナー(AE形)が、このほど第54回ブルーリボン賞を受賞。デザイナーの山本寛斎さんらが出席のもと、11月6日にその受賞式が開かれた。
 同賞は、デザインや趣味的見地、利用者側の見地など、総合的な視点から優秀と認められた鉄道車両に贈られる賞。前年に営業運転を開始した全国の新型車両のなかから、「鉄道友の会」(須田寛会長、会員約3300人)が会員投票によって毎年1つの車両を選出する鉄道業界では一目置かれる歴史ある賞だ。京成電鉄の受賞は1974年の初代スカイライナー以来となる。
 同車両は昨年7月17日、成田スカイアクセス開業とともにデビュー。その内外装は世界的デザイナーの山本寛斎さんが手がけ、デザインコンセプトは、藍色と白を基調とした洗練された車体が「風」で、床面に市松模様をアレンジして波を表現した内装は「凛(りん)」。また、最高時速160キロ(在来線では国内最速)を誇る高い性能で、空港第2ビル駅〜日暮里駅間を最速36分で結ぶことでも注目を集めた。
 京成上野駅(台東区上野公園)で開かれた6日の受賞式で、三枝社長は「今回の受賞を励みに多くのお客様に新型スカイライナーにご乗車いただき、日本が元気を取り戻す一助となりますよう全力で取り組みたい」と喜びを表わしていた。なおこの受賞を受けて、スカイライナー全8編成には6日から同賞受賞記念エンブレム(山本寛斎デザイン、京成電鉄オリジナル)が車体前面と側面に加えられている。