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小松川千本桜音頭が誕生

 船堀橋から小松川橋にかけての荒川沿い(江戸川区小松川1~3丁目)の桜並木「小松川千本桜」をテーマにした「小松川千本桜音頭」が制作され、3月30日に開催される「第11回小松川千本桜まつり」で披露される。
 小松川千本桜は、荒川のスーパー堤防整備に合わせて1992年から植樹事業が始まり、2003年に完成した。約2キロメートルの堤防に沿ってソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど1093本(2013年3月現在)が植えられている。11年目に入り、植樹当時は若木だった桜の枝ぶりも良くなり、開花時期には見ごたえのある桜景色が楽しめるようになった。この桜を大切にし、地域の活性化につなげようと、町会や商店会、各種団体の代表者でつくる「小松川千本桜を愛する会」は、清掃や施肥活動を続け3月下旬には「千本桜まつり」を開いている。
 「小松川千本桜音頭」は、平井一丁目南親会副会長の近藤茂さん(78)が11年前に書いた歌詞に、江戸川区立小松川小学校(同区平井、清澤好美校長)の元教諭だった松宮文子さん(66)が曲をつけた。近藤さんによると、“地域活性化に音頭を作ろう”という着想は、2003年春に町会で千本桜の花見をした後に湧いたという。作詞を長年の趣味とし、町会の夏まつり用に音頭を作ったこともある近藤さんは、その年の4月に小松川千本桜音頭を書き上げ、当時の平井小松川連合町会の秋元登佐一会長に渡した。「咲いてうれしい千本桜♪みんな輪になり小松川♪」。秋元さんはその歌詞を大事に保管し、今回のまつり開催を期に江戸川区の協力を得て音頭の制作を進めた。
 こうして曲がつけられた音頭は、編曲を経て歌手の山口温子さんが歌ってCDが作られた。振り付けは日本舞踊と新舞踊の師範で小松川さくらホール(同区小松川)で活動する「若月仙乃柳」の浜野文子代表(同区小松川)が担当している。同会の会員や地域の女性らが参加して2月24日に小松川事務所(同区平井)で初の練習会が開かれ、3月30日には、午前11時の式典の後、屋外ステージで披露する。軽快なテンポが現代的で、花見の雰囲気も弾みそうだ。近藤さんは「明るく楽しい地域の輪がいちばん大事。子供からお年寄りまで受け継がれ、桜の木のようにすくすく育つ音頭になってほしい」と語っている。

小松川千本桜まつり

 3月30日午前10時開会。当日は、模擬店、お茶席、動物ふれあい、草木市、ゲームコーナーも開く。雨天中止。問い合わせは小松川事務所TEL3683・5183(平日のみ)。