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小岩・新小岩でも「街コン」が活況!? 28日は新小岩駅南口で開催

 「街(まち)コン」という言葉を聞いたことがあるだろうか。「合コン」と「食べ歩き」「飲み歩き」を組み合わせた男女の出会いの場を作るイベントで、昨年後半から注目され、全国で広がりを見せている。
 イベントの参加者は、会場になる複数の飲食店を回り、飲食をしながら一定時間が経過すると別の店に移動する。店ごとに異なるメンバーで料理や会話を楽しみ、次の店に移るためにちょっとした街歩きもできる。
 この「街コン」、宇都宮市などの地方都市でまちおこし的に始まり、1回のイベントで百人から数千人を動員できるため、地域活性化を期待する飲食店と企画会社が協力して各地で開催している。開催情報の専用サイトを見ると、都内東部地域でも錦糸町、両国、亀戸、月島、浅草などの地名が開催地に挙がる。
 その中でも、複数の会社がイベントを開いているのが小岩・新小岩地域だ。「恋コン」「新・恋コン」として既に5回街コンを開いている株式会社グラントール(台東区鳥越、玩具卸業)によれば、開催地の選定は他地域で企画した街コンの会場となった店舗系列店からの要望と、江戸川区からの参加者のニーズが一致したことで決めたという。都内近郊35か所でイベントを開催する同社は、こうした要望があった葛西や西葛西でも街コンを開き、120~140人が参加した。
 一方、一つの地域に絞って街コンを企画する会社もある。リールジャパン株式会社(千葉県市原市、アパレル事業)の常務取締役を務める岡崎勝さん(37)は、6月6日に新小岩駅南口周辺の飲食店6店舗を会場に約200人が参加する「元祖 新小岩コン」を初開催した。江戸川区中央で育った岡崎さんにとって、新小岩はなじみの店や知り合いのいる愛着のある土地だ。告知は商店街の店舗にポスターを貼ってもらい、6会場のうちの1店は岡崎さんの小・中学校時代の旧友で飲食店「バンズキッチン」を営む伴野修一さん(37)が、「新小岩に好印象を持ってほしい」と、赤字覚悟で料理を提供した。
 「参加者の8割が新小岩以外から訪れた人で、イベントは町を知ってもらう良い機会になった」と岡崎さん。今月28日に新小岩駅南口で2回目を開く。
 このほかにも、別会社による江戸川区花火大会に合わせた「小岩コン」などがあり、夏に向けてこうしたイベントが増えそうだ。千葉方面からアクセスしやすい総武線沿線の繁華街という地理的条件が、この地域に新たな客層を連れてくるか注目だ。