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子供向け「バルサキャンプ」が葛飾に 都内初「キャプテン翼」が縁結び

 スペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」公認の「バルサキャンプ」が4月以降、葛飾区東金町運動場(葛飾区東金町)で開催されることになり、その発表会見が2月28日に同区役所で行われた。スペインから来日するバルセロナのコーチ3人らが、6〜13歳の子供たちに直々にサッカーを教える。子供たちにとっては、世界屈指のクラブチームのメソッド(方式)や〝哲学〟に触れる貴重な機会になりそうだ。
  「バルサ」の愛称で知られる同クラブは、漫画「キャプテン翼」の主人公「大空翼」の所属クラブでもあり、作者の高橋陽一さんが同区四つ木出身であることから、区内でのキャンプ開催に向けた協議が関係者の間で進められてきた。国内では横浜や仙台、大阪などで過去5回、このキャンプが行われているが、東京都内では初開催となる。
 会見には、同クラブスクールテクニカルディレクターのアイトール・オルモ・イバニェスさん始めクラブ関係者や高橋さん、主催の一般財団法人キッズチャレンジ未来の秋元雅義理事長、同区の青木克徳区長らが出席した。イバニェスさんによると、「キャプテン翼のアニメはスペインでも人気で、サッカーに携わる全ての人は知っているのではないか」という。作者の高橋さんは、漫画の雑誌連載を始めた当初は「世界の国々で放映されるようになるとは考えていなかったので、夢のようです」と語り、憧れて描いてきたバルサが地元に来ることを喜ぶ。
 キャンプは2013年度に全8回開催する。参加費は日数などによって異なり、例えば第1回(4月27〜29日)は3日間で7万5000円、第2回(5月3〜6日)は4日間で9万5000円。これらは「通いコース」の料金だが、宿泊費込みの「宿泊コース」もあり、参加者にはシャツやボールなどが支給される。
 キャンプの定員は各回84人(男女とも)で、6グループに分かれて実施する。常にボールを使うピッチ内でのトレーニングのほか、戦術の学習、スペイン語講座なども予定されている。
 イバニェスさんはキャンプの一番の目的は「子供たちがサッカーを楽しむこと」と強調。クラブとしては、キャンプを通じてバルサのメソッドや〝哲学〟を「現場で見て知ってもらえることがキャンプ開催の意義」と説明した。
 キャンプを後援する葛飾区など同区のスポーツ関係者の間では、早くも来年以降のバルサスクール常設を期待する声も出ている。キャンプ内容などのクラブ側の基準による判断次第とはいえ、実現すれば世界で8か所目(国内では福岡に次ぎ2か所目)の常設バルサスクールが葛飾に誕生することになる。
 なお3回目(7月22〜26日)、4回目(7月29日〜8月2日)以降の日程は5月下旬に発表される予定。申し込み、問い合わせは公式ホームページ(http://www.fcbcamp.cat/katsushika/)から。