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子供の発達が気になったら?「おおぞら会 こども発達支援センター」関口徹先生

 今、学校の教室などにはちょっと気になる子がたくさんいます(私が学生の時にも同級生や後輩にちょっと気になる行動を取る人もいました)。ここで言う気になる行動とは例えば、わざと他人を苛立(いらだ)たせるためにかんしゃくを起こす、たびたび学校の先生や周囲の大人の要求や集団内の規則に反抗してみせる等の行動を指します。そのような行動を取る人たちは自分から助けのサインを出せず、一生懸命やっているにも関わらず、人知れずつらい思いをしていることもあります。また、子供の『気になる行動』のために、困惑し、どう対処したらよいか誰にも打ち明けられず一人で悩んでしまう保護者の方もいます。
 発達障がいの診断ガイドラインにはアメリカ精神医学会が編集した「DSM-Ⅳ-TR」や世界保健機関(WHO)が定めた「国際障害分類」等があります。主な問題は先天的な脳機能障害にあると言われています。ふざけたり悪さのために場を乱したりすることは、親の育て方やしつけだけの問題でないということを多くの人が認識できると良いのではないでしょうか。
 子育ての中で困難や戸惑いを感じたら、まずは区の保健センターや支援課などに相談をしてみてはいかがですか。また、最近では民間(NPO等)の子育て支援施設でも発達が気になるお子さんをお預かりして個別や小集団の中で早期療育を行っている場所もあります。
 保護者の方の笑顔が子供の発達にも大きな影響を及ぼしているという研究もあります。保護者の方が気持ちにゆとりを持つことが、ご自身ばかりでなく子供の成長発達にとって何よりも大切なことだと思います。子育ての悩みは一人で抱え込まず、早めに機関に相談しサポートを受けることが大事だと思います。
 「おおぞら・こども発達支援センター」江戸川区南小岩8の6の19電話03・5668・4866(望月)