top

墨田区の区内循環バス愛称決定

 墨田区で来春から運行する区内循環バスの名前(愛称)が決定し、11月22日、「すみだ観光まちびらき」記者発表の場で公表された。
 「すみだ百景 すみまるくん」と「すみだ百景 すみりんちゃん」。東京スカイツリー開業に合わせて新たに導入される循環バスの愛称は、10月に実施した区民投票(投票総数2878票)の結果と専門家の助言などをもとに決まった。
 同区新タワー調整担当によれば、循環バスは押上駅を結節点として3ルートを運行する。押上駅を起点として、文花、立花、八広方面を回る「北東部ルート」(7・8km、約41分)、曳舟、鐘ヶ淵駅などのある墨田、東向島、向島方面の「北西部ルート」(7・8km、約41分)、「南部ルート」(8・9km、47分)は、横川4・5丁目を通り、太平2・3丁目、北斎通り、京葉道路を経由して両国、千歳、立川を回り「区役所通り」を北上して浅草通りから押上駅に戻る。停車する全62ヶ所のバス停の具体的な場所は現在調整中で、ルート上の主要な停留所には駅・病院などが含まれる。運行は、京成バス株式会社が行う。同社は小岩駅・亀有駅と東京ディズニーリゾートを結ぶ「環状シャトルセブン」や市川市や八千代市、流山市のコミュニティーバスも運行している。運賃は大人100円、小学生50円で午前7時から午後9時までの15分間隔で回る。使用される車両は30人乗りの小型バスで、スカイツリーが見えるように天井部分が透明になる予定だという。
 2種類の愛称のうち「すみだ百景 すみりんちゃん」は、路線バスとしては全国初導入となる電気バス(1台)につけられたものだ。運行が開始すれば普段は「すみまるくん」が区内を走り、不定期で「すみりんちゃん」が登場する。「『会えたらラッキー』という“当たり感”を演出して乗る楽しみにつなげたい」と同担当高野祐次部長は語る。
 近隣区の循環バスといえば、前述の「シャトルセブン」のほかに台東区の「めぐりん」、江東区の「しおかぜ」、葛飾区の「レインボーかつしか」などが既に運行されており、墨田区はタワー開業を契機に区民の生活の便にもつながるバスが登場することになる。