top

墨田の老人ホームで歌声初披露 両国発「日本の歌講座」受講生12人

 昨年8月から、第一ホテル両国(墨田区横網)で月1回開催されている「日本の歌講座」の受講生(2期生)たちが6月29日、地元の介護付き有料老人ホーム「ニチイホーム墨田」(同区立花、入居者73人)を訪問。日頃の成果発表を兼ねて、その歌声をお年寄りたちにプレゼントした。
 施設訪問は同講座としては初の試みで、今回は会場の規模を考慮して、同講座登録者約70人のうち12人が参加。講師の中島清雄さんが「一緒に大きな声で歌っていただければ」とお年寄りたちに声をかけた後、ピアノ奏者の藤本暁子さんの伴奏に乗せて「花」「花嫁人形」「浜辺の歌」など、懐かしい曲を次々と披露した。
 進行役も務めた中島さんは、例えば「みかんの花咲く丘」では「上野のアメ横ができた年の曲」とそれぞれの曲の時代背景を話して会場のお年寄りらを和ませた。また、中盤に歌った「故郷(ふるさと)」では、全員が手話に挑戦。見学者たちも12人の講座の受講生の動きを楽しみながらまねていた。そのほか、「青い山脈」「君恋し」などを歌って、最後は軽快な「リンゴの唄」を全員が手拍子で楽しみ、ミニコンサートは拍手とともに終了した。
 同ホームに入居する70代女性の一人は「知っている曲が歌えてうれしかった。明るい気持ちになりました。ありがとうございました」と満面の笑み。初めて人前で成果を発表した受講生たちも「一緒に歌えたのがよかった」「手話は楽しそうだった。ウケてましたね」と笑顔で感想を話し合っていた。
 同講座の受講生たちは、今後も十数人規模で老人施設などを訪問したい意向で、その出演場所を今後も充実させていきたいという。