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地元「有明」への感謝込め 武蔵野大生ら600人が臨海副都心を清掃

 武蔵野大学の学生たちが10月22日、地域貢献活動の一環として、同大学の有明キャンパスがある江東区有明を始め、周辺の台場や青海地区などを清掃する「大規模環境美化活動」を行った。
 この日は学生565人と教員ら合わせて約600人が参加。軍手をした学生たちは、20人余りで25班を編成し、班ごとに割り振られたエリアを歩いてごみ拾いをスタート。たばこの吸い殻や空き缶、紙くず、落ち葉など約1時間30分かけてごみを袋に詰めると、班ごとにいったん集合。最後は、拾ったごみを2か所に集めて作業を終えた。
 同大学では、1年生の「キャリアデザイン講義」の授業の選択の一つとして「ボランティア体験」があり、東日本大震災の被災地支援に向かうなど、さまざまな取り組みをしている。今回のごみ拾いもこれを選択した1年生たちが取り組んだが、同大キャリア開発課の中塩義幸さんは、今年4月にキャンパスがオープンしたばかりのこの有明周辺エリアの人々に、「日頃の感謝を表わしたい、との気持ちも大きい」と説明する。
 また、この機会が学生たちにとってのボランティア活動への〝入り口〟になれば、と中塩さん。学部・学科を超えた班編成にしたのも、普段は交流の機会が少ない学生同士の共感や絆を生む教育的効果に期待したものという。そのほか、普段は全員が武蔵野キャンパスに通学している1年生たちに「有明キャンパスも見てもらいたい」との意図も。
 大学と地域との連携をさらに進め、臨海副都心をビジネスマンだけの街でなく、「活力ある街、幅広い街づくりに貢献していきたい」と話す中塩さん。同大学では、地域と連携し、来年度以降、学生たちが球根から植物を育てたり、池を設けてホタルを育てたり、といったプランも挙がっているそうだ。