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地上450メートル「天望回廊」初公開 東京スカイツリー 開業35日前

 東京スカイツリーの第2展望台にあたる「天望回廊」が17日に報道陣に公開された。昨年3月6日に初公開した「天望デッキ」(第1展望台)から、さらに約100メートル上昇した約450メートルからの眺望が、5月22日の開業の35日前に披露された。
 「天望シャトル」を乗り継ぎ、「フロア445」に到着すると、眼下に模型のように見える都内の景色が広がる。曇天だった取材時は、足立区綾瀬方面に雲の影が落ちている様子が観察され、南側は中央区月島付近が霞(かす)んで見えた。晴れた日なら富士山や房総半島の稜線がはっきりと確認できるという。
 今回公開された「天望回廊」は、長さ110メートルの通路で構成された空間で、451・2メートルの最高到達点「ソラカラポイント」などで記念撮影をしても、滞在時間は、30〜40分ほどになる。「高い入場料を払って昇ったのだからもうすこし過ごしたい」と思うのが人情だが、そんなときは再び「天望デッキ」に戻り、「SKYTREE CAFE」や約100アイテムの関連商品が並ぶ「THE SKYTREE SHOP」で飲食や買い物を楽しむこともできる。
 開業後になると混雑が予想されるが、将来的には特別な食事をとるために展望台に昇るという利用法もありそうだ。株式会社東武ホテルマネジメントが運営する「Sky Restaurant 634(むさし)」は、天望デッキ「フロア345」の眺望を背景に〝東京料理〟を堪能できる。
 シェフの牧村直哉さんがフランス料理で培った技法を、東京産の野菜(千住ネギや江戸川産の小松菜も入るか?)や京野菜などの素材に生かして「新しい日本料理」を提供する。現時点ではコースのみで、ランチは4200円から、ディナーは1万2600円からと、値段も贅沢(ぜいたく)だが、23日の予約開始前から問い合わせが多数入っているという。
 店内のムードもさることながら、実は同店の男子トイレはスカイツリー施設内で唯一の〝絶景トイレ〟になっている。この使用感は男性限定の名物になるかも!?