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園児が銭湯入浴体験 江戸川・小松川幼稚園

 江戸川区立小松川幼稚園(江戸川区平井、清澤好美園長)の年長組の園児35人が9月7日、幼稚園近くの「辰巳湯」(同)で、銭湯での入浴を体験した。
 当日は清澤園長ら職員3人と保護者13人が付き添いで参加。銭湯に入るのは初めてという園児が多く、まず脱衣所で、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合作成の紙芝居「銭湯・お風呂マナー」を見て、銭湯での入浴方法を学んだ。
 紙芝居では、園児たちと同世代の男の子「せんとくん」が、「銭湯でしてはいけないこと」をしてしまう。これに、担任の先生が紙芝居を読みながら、「なぜいけないのか」「どうすれば良いのか」などを園児にも質問しながら、「湯船に入る前にはよく体を洗う」「お湯や水を使い過ぎない」「タオルを湯船に入れない」「ぬれた体で脱衣所を歩き回らない」など、銭湯でのマナーを教えた。
 紙芝居の後はいよいよ入浴。園児たちは学んだ通り、着ていた服をきちんと畳み、浴室では一生懸命体を洗って、みんなで一緒に湯船へ。「大勢で入るのは初めて」「お湯が熱い」など、声を上げながら大きな湯船とみんなで入る銭湯の楽しさを体験した。
 この日は子供たちのために湯の温度を普段より低めにしてあったが、中には「わざと熱いところに行ったよ」と得意気に話す男の子も。入浴を終えると、園児たちは自分できちんと体を拭き、配られたジュースをおいしそうに飲み干した。
 1日のお礼を言い、銭湯から歩いて園に戻ると、先生から氷のミニアイスが配られ、子供たちは大喜び。最後に付き添ってくれた保護者にも元気よくお礼を言って終了した。
 同園が銭湯体験を実施したのは初めて。PTA会長の片倉晴美さん(42)は、「裸の付き合いとよく言いますが、こうして小さな頃からいろいろな思い出を共有することで、仲間意識を高めてくれたらと思います。小・中学校にあがっても、いじめなどない環境につながれば」と話した。