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図工作品で新川をライトアップ

図工作品で新川をライトアップしました

二之江三小の景観まちづくり学習

 

  「景観まちづくり学習」に取り組む江戸川区立二之江第三小学校(江戸川区江戸川、佐藤美緒校長、児童263人)の5年生が、図工の時間に制作したランプシェードを使って11月27日と28日の2日間、夜の新川をライトアップさせた。

 自分のまちの景観について知り、良好な景観を大切にする気持ちやまちづくりへの関心を育む「景観まちづくり学習」は、国土交通省の掲げる「景観まちづくり教育」に根ざし、都市文化振興財団(渋谷区)が公募で助成事業も展開している。今年度の実施校の一つに選ばれた同校では、5年生が総合学習の時間にモデルプログラム「探してみよう! まちパーツ」を9月に実行したほか、10月には整備事業が続く新川で和船体験やハゼ釣りを通じて歴史や生息する生き物について学習した。

 図工作品を使った「光のアート」は、子供が自分たちで周囲の景観を美しく変える取り組みとして、江戸川区から展示許可を得て新川花見橋や人道橋周辺で行われた。担当する宇田幸正先生は「作品と場所の関係は美術史の中でも重要な位置を占め、現代はランドアートや空間全体を作品として体験させるインスタレーションといった表現方法もよく見られる。図画工作活動の一環として室内での展示では味わえない自然や風景との一体感を感じる重要な機会にもなる」という。

 

グループで制作した8個のランプは花見橋に設置された。新川沿いの歩道灯にはあんどん型の個人作品が並んだ

グループで制作した8個のランプは花見橋に設置された。新川沿いの歩道灯にはあんどん型の個人作品が並んだ

 展示作業は、27日の夕方から始まり、5年生の有志が教員や保護者と川沿いに並ぶ歩道灯や広場になっている花見橋の上にランプを点灯した。作業に参加した遠藤真彩さんは「学校で明かりを入れた時よりも明るく見えた。みんなに見てもらえるのはうれしい」と話していた。