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台東区の7児童館が合同で下町こどもまつりを開催

 台東区の7つの児童館(千束、玉姫、台東、池之端、松が谷、今戸、寿)が合同で今月2日、「第1回 下町こどもまつり」を開催した。会場となった入谷南公園(台東区松が谷)には、各児童館の遊びや工作のブースが並び、ステージでは子供たちの発表などが行われた。
 児童館は、専門の職員がいる中で、各地域の18歳未満の子供たちが自由に利用できる施設。各児童館は、広い屋上や遊戯室がある(千束)、土の庭で思いきり外遊びができる(玉姫)、ギターやドラムなどのある音楽室で合奏の練習ができる(今戸)などそれぞれ特徴があり、子供たちは学校や年齢に関係なく、遊びや友達の輪を広げている。
 今まで各館では、工房や作品展、ステージ発表などを行っているが、7児童館合同でのこうしたイベントは今回が初めて。100人以上の職員と、民生委員、青少年委員、児童館に通う中学生や保護者らがボランティアでイベントを支えた。
 開会に際し、始めに吉住弘台東区長、共催した同区民生委員・児童委員協議会の藤田和弘会長らがあいさつ。藤田会長は「幼児虐待やいじめのニュースを耳にするたび、子供たちを見守る必要性を痛感している。子供たちが自由に来て遊べる児童館は、地域の拠点とも言える施設。今日は楽しく過ごすとともに、民生・児童委員を身近に感じてもらえれば」と呼びかけた。
 続く発表のコーナーでは、職員が結成したユニットが、子供たちに人気のアニメ主題歌や、児童館の歌などで会場の雰囲気をひとつに。その後、小学1~3年生の児童を中心とした5つのグループがダンスやけん玉、棒のついたひもでこまを回転させる「ディアボロ」など、練習の成果を発表。自分たちで振り付けを考えた組、手作りの小道具を用意した組など、個性豊かなステージに会場は大いに沸いた。
 就学前の小さな子供たちが、体操やゲームを楽しむ「幼児タイム」では、パンダバージョンに変身した同区のキャラクター、台東くんも登場。子供たちは大喜びで、いっしょに手遊び「おべんとうばこのうた」を楽しんだ。
 遊びや工作のブースは、各館のイベントなどで人気があったものを実施。ビーズを入れた食品ラップなどの芯にくぎを打つことで、振ると雨の音のように聞こえる「レインスティック」や、ウレタンシートではんこを作る「かんたんこ」、大型紙相撲、中に入れる特大シャボン玉など、どれも昔ながらの遊びや身近にあるものを利用して工夫したもの。
 ほかにも、民生・児童委員や書道博物館、台東保健所など全部で25の遊びのブースがあり、回った数によって、職員手作りの消しゴムスタンプを押したトートバックなどの景品がもらえるスタンプラリーも行われた。