top

危ないことから自分を守ろう!

 江東区立川南小学校(同区千石、實川貴久枝校長、児童数405人)で10月28日、児童の防犯意識を高めるための「セーフティ教室」が開かれ、各学年に合った防犯を学んだ。
 1〜3年生の児童180人が参加したのは、「GET!命と心のセーフティパワー」と題した「連れ去り防止」と「いじめ対策」の教室(東京読売防犯協力会、YC住吉町後援)で、講師はNPO法人日本腹話術師協会理事長の飯室眞奈美さん。
 飯室さんは腹話術を使って、スーパーやデパートのトイレなど見えにくい場所に一人で行くという「連れ去り」にあいやすい具体的な状況を挙げ、質問形式で児童と対話。子供たちは「大人と一緒に行く」「防犯ブザーを鳴らす」「持っていなかったら『助けて!』と大声で叫ぶ」など、質問に導かれながら自分たちで答えを出し、危険回避の方法を学んだ。
 また実際に児童数人の叫ぶ声を測定し、防犯ブザーと同じくらい大きな音が出ることを示したり、たとえ知っている人であっても家族に黙ってついて行ってはいけないことなども教えた。
 いじめの問題では、腹話術で自分では気づかない「いじめる子の心理」などを説明。暴力や言葉で、体や心を傷つけたりしてはいけないと説いた。
 最後に、「一人で乗らない」「どうしても乗らなければならないときはすぐ外に出られるようボタンの近くに立つ」など連れ去りにあわないエレベーターの乗り方や、危険な目にあいやすい「見えにくい場所」などのスライドを見て終了した。
 同時限に、6年生は「インターネットの安心・安全な使い方」、5年生は「携帯電話の安心・安全な使い方」、4年生は「不審者に出会ったときの避難のしかた」をそれぞれ学んだ。
 同教室は学校公開に合わせて行われたもので、来年2月18日の学校公開には、児童の体力向上発表が行われる予定。實川校長は、「保護者や地域の人に向けての発表は、ほかではあまりないことなので、ぜひ来てもらいたい」と話している。