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伊賀の里から“こども芭蕉探索隊”がやってきた深川小児童らの案内でゆかりの史跡を巡る

 江戸時代の俳人、松尾芭蕉(一六四四―九四)の生誕地とされる伊賀地方(三重県)からやってきた「こども芭蕉探索隊」(小中学生十七人)が八月二十三、二十四の両日、芭蕉にゆかりの深い江東区を訪れ、同区立深川小学校(同区高橋)の児童らの案内で芭蕉の足跡をたどった。

 同隊の派遣は三重県上野市などが来年開催する「生誕三百六十年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」に先立つイベントで、同市や周辺町村の小中学生から隊員を募った。

 初日にまず同区立芭蕉記念館(同区常盤一丁目)を訪れた一行は、忍者にふんした同校児童や芭蕉の着ぐるみをかぶったPTA会長らの歓迎を受けた=写真。続いて同校児童十四人と芭蕉像がある同記念館の展望庭園や芭蕉稲荷神社を見学しながら俳句をひねり、「秋のせみ風といっしょにひびく声」(上野市立東小六年の藤川千瑛さん)、「すみだ川ながれる音がふうりんだ」(深川小二年の柿沢俊太君)、「秋桜風にながれておどるよう」(同四年の太田みのりさん)の三句を互選で優秀作に選んだ。

 その後一行は同校でのカレーパーティーと浅草見学、翌日は採荼庵(さいとあん)や臨川寺など芭蕉ゆかりの史跡を巡り、夏休みの思い出を重ねていった。